うなぎは大好物である。
そして年末ともなると忘年会のシーズンとなるが、やっぱり気の合う大切な仲間と鰻をいただきたくなる。
そんな鰻好きを繋げてくれるお店が亀戸の「八べえ」さんだ。店頭の看板もリニューアルされて新しくなっている、ご無沙汰の訪問になってしまった。
いつもはカウンター席でダラダラと飲むのだが今日は鰻友さん数名となので、奥の座敷席でいただく。
八べえさんに来たらとりあえずビールは必要ない。まっしぐらに下町チューハイをお願いする。下町の粋な雰囲気でやるのが「八べえ」流だ。
用意していただいた鰻様を見せてくれる。天乃若うなぎと宮崎の和匠うなぎ。水槽から出すのだがよく見分けがつくなあと感心する。
最初に出てきたのは、坂東太郎3Pサイズの地焼白焼き。ねっとりした肉感に控えめな脂で上品な白焼きに仕上がっている。開発当初からの天然に近い風味が表現されている感じがした。
宮崎の和匠うなぎ。4Pサイズでなかなかの脂感があり、こってりとした食感だ。
鹿児島の天乃若うなぎ。サイズは3.5P、角が取れてまとまっていて、あっさりサッパリな印象。これはまだ一般的には出回っていないらしい。こんな食べ比べは一人ではできない鰻友さんとシェアしながらいただけるからこそだ。
鰻友との時間は楽しい。あっという間に時が過ぎていく。小休止に鰻友さんが好きだという、八べえさんのボンジリをいただく。下町チューハイがすすむ。
三河一色産の青うなぎがあるというので、白焼きと蒲焼でお願いした。なるほど一色産はわかりやすい、脂がしっかり、身のお味も濃厚だ。
三河一色産の青うなぎの地焼蒲焼。一色産の特徴を活かして蒲焼に仕上げていく裕八さんのセンスと技術はお見事だ。
そして宴もたけなわですが、田舎者は電車がなくなるといけないので、そろそろ〆のお時間だ。ずっと食べてみたいと思っていた5倍濃縮の八べえ名物うなぎラーメン。
裕八さんの創造力は面白い。2015年に初めてうなぎラーメンの取材をした時からどんどん進化している。今回はマー油ならぬ鰻油仕立てをいただいた。豚骨スープのように濃厚なのに食べた後がすっきりする、脂感は残らないから不思議だ。素敵な時間を作っていただき手配してくださった鰻友さんと美味な鰻料理を提供してくださった八べえさんに感謝申し上げます。みなさんよいお年を。
【うなぎ愛好会ブログ】
https://unatan.net/
「八べえ」
所在地:東京都江東区亀戸3-2-8 斉魯ビル 1F
営業時間:11:30~15:00、17:00~21:00(日・祝日17:00~20:30)
定休日:月曜日
電話:049-262-5321
・お店のホームページ
https://ggmx600.gorp.jp/
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131202/13056800/
>>いつもご覧いただき、感謝申し上げます。
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