うなぎ屋さん探訪610～九州宮崎県新富町のブランド鰻をお取り寄せ、中村養鰻場「味鰻」さん

うなぎは大好物である。

インターネットでいろいろな人とつながれる時代だ。九州宮崎で養鰻場を営む中村さんもインターネットの中で出会った。

「中村養鰻場「味鰻」」

ちょうど夏休みに山でバーベキューをする機会があり炭火で鰻を焼きたい。中村養鰻場オリジナルブランドである「味鰻（あじまん）」をお取り寄せすることにした。やはり鰻は炭火焼に限る。

「中村養鰻場「味鰻」」

中村養鰻場の味鰻。中村養鰻場がある宮崎県児湯郡新富町。ここは毎年多くのアカウミガメが産卵にやってくる土地なのだそうだ。ウミガメの子供たちが安全に成長するのに、ここが最適だと彼らは選んでやってきているのだという。古くからアカウミガメやうなぎの稚魚が訪れるということは栄養分豊富な土地だということ。そんな地の利を生かして丁寧に生育された鰻が「味鰻（あじまん）」というブランド鰻だ。

「中村養鰻場「味鰻」」

真空パックの冷凍で届く。かなりの肉厚で綺麗な白い身だ。しばらく常温で自然解凍を待つ。

「中村養鰻場「味鰻」」

真空パックから取り出すと有頭の巨大な白焼きが登場する。臭みなどまったく無く、焼く前の身の香りが良い。生育環境の水質が良い証だ。

「中村養鰻場「味鰻」」

皮側から炭火で焼いていく。炭火の火加減の調整は難しい。慎重に焼いていく。

「中村養鰻場「味鰻」」

炭火の火力を見ながら鰻の身を返す。なかなかのいい焼き具合だ。

「中村養鰻場「味鰻」」

身側を焼いてもう一度皮側を焼く。個人的にパリッとした皮が好きなので皮側を強めに焼きたい。焼き加減は個人の好みだ。白く美しい身から脂がジュクジュクと染み出している。

「中村養鰻場「味鰻」」

いよいよ完成。蒸さない地焼きでいただくが、肉質は柔らかく脂のノリも程よくトロトロした食感だ。
好みで皮をパリパリに仕上げた、肉厚なのに皮は薄い。身が甘い上品な脂感と鰻本来の風味を楽しめる鰻だ。こうして美味しい鰻がいただけるのも養鰻場のご苦労があるからこそだ、感謝していただきたい。味鰻は関東の鰻屋さんでは食べられるところが無い、関東でも扱う鰻屋さんが増えるといいなと思う。公式ホームページからお取り寄せもできるので鰻好きの方は試してみていただきたい。

【うなぎ愛好会ブログ】
https://unatan.net/

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「中村養鰻場「味鰻」」
所在地：宮崎県児湯郡新富町大字新田3641-2
定休日：

・公式ホームページ
https://unagihouse-ajiman.com/

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