第4回うなぎ愛好会の集い~第15回浦和うなぎまつり2016

2016年5月28日(土曜日)「第15回浦和うなぎまつり」が、さいたま市役所にて行われた。

同時に「第4回うなぎ愛好会の集い」イベントとして企画し愛好会メンバーで「浦和うなぎまつり」を楽しむことにする。目指すは、実演販売の「うなぎ弁当」だ。実演販売の「うなぎ弁当」4000食。一個1500円、お一人様3個まで。これをゲットするためには、9:00に配布開始される整理券をゲットしなくてはならない。

うなぎ愛好会メンバーとしても気合を入れ7:15に浦和駅西口うなこちゃん前に集合。うなぎまつりバージョンのうなこちゃんにご挨拶して会場へ向かう。

7:30頃には会場である、さいたま市役所に到着。すでに仕込が始まっている。朝の5時から準備を始めているのだそうだ。

ちょっとお話を伺っている間も整理券配布場の行列が伸びていく。一番早い人で何時頃か並んでいるのか聞いてみると午前4:30ごろから来ているのだとかスゴイ。

行列に並ぶ、並ぶのは苦手なのだが、愛好会のメンバーと鰻談をしていると、あっという間に整理券配布の時間になる。チケットゲット!

「うなぎ弁当」の引き換えは10:00から。チケットゲットとともに、引き換え場に並ぶ人も多いのだが、チケットさえあれば14:00までにうなぎ弁当と引き換えればよいので先に他の出展ブースを見に行く。

「古賀の川魚料理を広める会」のブース。うな重弁当と鮒甘露煮の販売を行っている。ちょっとお話を伺っているうちにあっという間に行列ができている。

「古賀の川魚料理を広める会」についてはこちらの記事をご参照。

北浦和の「中華楼」うなぎちまきの実演販売。ワンコインで買えるのが嬉しい。この、「うなぎちまき」も人気がある、あっという間に大行列。

うなぎまつりの開始は10:00からその時間にはすでに、うなぎ実演販売などの人気ブースでは行列ができている。

生ビールと「うなぎちまき」そして浦和社交飲食業組合の「うなぎの肝蒸し」をゲット。

こちらは「浜名商工会」のブース。うなぎの白焼き・蒲焼、うなぎネギマの実演販売をしている。こちらも早々に大行列。うなぎネギマには大きめ肉厚の短冊蒲焼が使われている。

並ぶのを断念、写真だけ撮らせていただく。

会場も混みあってきた。厚すぎず涼しすぎず、お子様連れもたくさんいる。

そのなかで、「うなぎいぬ」のポロシャツを着ている人を発見。ポロシャツの前面にも「うなぎいぬ」が!お話を聞いてみると、うなぎが大好きで「うなぎいぬ」グッツのコレクターさんなのだそうで、「うなぎ」と聞けばじっとしていられないと言う。

他には、「うなぎのまち岡谷」の会。こちらでは、蒲焼の試食もやっていてブース前は人がたくさんで大盛況。

そして、岐阜県多治見市からは「うながっぱ」グッツの販売をしている。

「浦和うなぎまつり」の見どころは活鰻を割いて、串うち、そして蒸すという一連の蒲焼の調理過程が見られるところだろう。職人さんの仕事には無駄がない。

うなぎ屋さんでも、調理過程が見られるお店は少ない。こういう機会に職人の仕事を見られるのは、嬉しい。

興味深かったのは、大人よりも子供の方が職人の仕事に釘付けになっている。そんな子供達にも気さくに話しかける職人さんの姿も微笑ましい。

串打ちをしているのは西浦和駅前の「うなぎ処古賀」の古賀さん。

本焼きの工程。職人さんが真剣に焼く姿を見ることができる。これも職人さんにって、微妙に焼き方が違うのが興味深い。

焼手は、「浦和のうなぎを育てる会」に所属する12軒のうなぎ屋さんが交代で行う。ということは、時間帯によって焼いているお店・職人さんが違う。

さて、イベントが盛り上がるころ「うなぎ弁当」に引き換える。ほのかに暖かい、うなぎ弁当。

愛好会メンバーで、うなぎ弁当を見せ合う。蒲焼を焼くお店によって、焼が違う、タレが違う。浦和のうなぎといっても、各うなぎ屋さんで蒲焼の特徴が違う。それが「うなぎ弁当」引換のタイミングによってうなぎ弁当にも各鰻屋さんの特徴が反映される。ここも浦和のうなぎまつりのポイントだろう。

画像左から「小島屋」「大門満寿家」「和香」数人でシェアして、効き蒲焼をしても面白いかもしれない。

こちらは「和香」甘めのコクが特徴的だ。

岡谷の「寒の土用うなぎ祭り」知られているところだがこちらの鰻弁当は、岡谷の鰻屋さんが集まってブレンドしたタレを使用して、うなぎまつりでしか楽しめない、まつりオリジナルの蒲焼を楽しめる。

ただ、うなぎの蒲焼を食べに行くのではなく
うなぎ屋さん各お店によって特徴があるということを知ってからいくと、さらに楽しめるのでないだろうか。

2016.05

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