うなぎ屋さん探訪090~ 埼玉県春日部市「河内屋」

うなぎは大好物である。

田んぼ作業の帰りで今日は奥さんの実家に戻るのだが空腹を満たしてからにしよう。
奥さんの実家までの通り道、春日部は栄町にある鰻屋河内屋を訪ねる。
埼玉県春日部市「河内屋」さんを探訪する。

駐車場は店頭に5台ほど。
店内はカウンター6席、小上がり3卓、奥には座敷があるようだ。
昼12時の10分前だが、店内にはお客さんが5人ほど
しかしお店の人の姿が見えない開店は12時なのか?
とりあえず、一人なのでカウンター席に座る。
メニューらしきものが見当たらない、ちょっと不安になる。

女将さんが慌ただしく姿を現す。
恐る恐るメニュー表を出してもらう。
メニューはシンプル、うな重は1500円のみ。大盛りは100円増し。
蒲焼1300円。日本酒は八海山が置いてある。
後からお客さんが次々と入ってくるが
皆さん常連さんらしくメニューは不要なようで、いつものみたいな感じだ。
うな重大盛りを注文する。
忙しそうな奥さんは、カウンター前のロースターで生鰻を焼き始める。
お、ご主人が登場。たくさんの生鰻を持ってきてロースターで焼いていく。
ご主人は奥でうなぎを裂いていたのだね。
10分ほど焼いて焦げ目がついたころで白焼きの行程が完了し蒸し器に入れ12分ほど。
蒸し器から取り出し、タレにどぶづけにして焼くと、いい香りがしてくる。
蒸し時間がわりと短い気がする。

待つこと35分うな重登場。皮は弾力があり柔らか、身は厚めフワッとトロッとしている。
タレはあっさり薄め、うなぎの味がよくわかる。
ボリューム感のある身とあっさり系のタレ、これで1500円は満足だ。

正午を過ぎてお客さんは次々と入ってくるが
最初の裂きと焼きのタイミングを逃すと一時間待ちのようだ。
しかも、予約は受け付けていないとのこと。
あくまでも、入店順である。
待てない人は退散してゆく。
それでも、お客さんは入ってくるが、12:50分には売り切れで閉店。
売り切れ御免、なくなり次第終了。ご主人の頑固さこだわりが伺える。
客に媚びない店、ほんといろいろなお店のスタイルがあるものだ。

探訪日:2009.08

「河内屋」
所在地:埼玉県春日部市栄町1丁目295
定休日:木曜日

・お店のホームページ

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/saitama/A1102/A110204/11006638/

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