うなぎは大好物である。
静岡出張となり、以前から気になっていた、焼津市にある「まるはんへそ曲がり」さんを探訪する。
焼津市「まるはんへそ曲がり」さん
最寄り駅は西焼津駅だ。車でのアクセスがよいだろう、駐車場は店舗横にあり。山小屋風の建物だ。敷地内に入る門には「まるはん」と記されている。入り口からして風情があるお店だ。
焼津市うなぎ「まるはんへそ曲がり」さん
要予約の完全予約制のお店なので、前日に予約をしておいてた。開店時間になると店の引き戸が5センチほど開くのが見えた。ゆっくりと店内に入るとカウンター席と座敷個室席が見える。落ち着いた座敷個室席に案内される、静かだ。ただ立てばの水の音が心地よく聞こえるだけだ。
焼津市うなぎ「まるはんへそ曲がり」さん
メニューは無い。決まった一品を出しているのだそうだ。お膳をお出ししますとのこと。この日の価格は4000円。郷に入ればで大人しく待つ。個室の照明傘には店名が書いてある。正式な店名は「まるはん」なのだそうだ。「へそ曲がり」というのは電話局の人が来た時に、周囲の人が「へそ曲がり」と言っているからそれでいいよね。というところからきているのだそうだ。
焼津市うなぎ「まるはんへそ曲がり」さん
待つこと10分、うなぎ蒲焼御膳が登場。静岡市の石橋うなぎ店を思い起こすような、ご飯のお櫃と蒲焼が別に出てくる。
焼津市うなぎ「まるはんへそ曲がり」さん
今日の鰻は鹿児島県産とのこと。蒲焼は皮はパリっと身はサクサクとした食感に仕上げてある、好きなタイプだ。
焼津市うなぎ「まるはんへそ曲がり」さん
身の表面はサクサクだが、身の中はトロトロの食感でその対比がまた面白い。甘め寄りでコクのあるタレがボリューム感のある鰻に合う。皮側より身側の方が焼きが強め。
米が超美味い。炊き加減も固めで超好み。こうしてご飯と蒲焼が別々に出てくる食べ方も悪くない。ただ、蒲焼もお米も夫々の素材が際立ってしまうから、どちらも手抜きはできない。さすが静岡お茶処、出されたお茶も美味いのだ。
昼時、お客さんが次々と来店する、地元のお客さんのようだ地域密着型の美味しく丁寧な鰻屋さん。
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「まるはんへそ曲がり」
所在地：静岡県藤枝市立花1-12-9
定休日：土曜・第１･第３日曜
・お店のホームページ
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https://tabelog.com/shizuoka/A2203/A220301/22000113/
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