うなぎ屋さん探訪244~東京都中央区日本橋「日本橋 伊勢定」

うなぎは大好物である。

日本橋室町三越前、伊勢定。
創業は1946年(昭和21年)、現在三代目。
初代の出身地が群馬県伊勢崎市であり名前の定をつけて
店名を伊勢定としたそうだ。
室町界隈は「にんべん」や「山本山」の老舗をはじめ
三井系のお膝元でもある。

旧名駿河町と言われ、江戸時代には通りから富士山が眺められたそうだ。
伊勢松阪の商人が呉服店の大店を構えるようになり
後の三井越後屋(現在の三越)となったようだ。
街に歴史あり。

その三越新館と道を挟んだ路地に伊勢定がある。
地上4階建てのビルだ。
東京・千葉・京都に8店舗を展開する。
浅草両国界隈の鰻屋さんでお客さんの話などを
聞いているとよく登場する伊勢定だ。
シニア世代には話題のお店のようだ。

暖簾をくぐり一階店内の席に案内される。
上階には個室や座敷などいろいろなタイプの席がある。
一階テーブル席は6卓、シックモダンな店内だ。
BGMには琴の音色のPOPSが流れる。

メニューはいろいろ、悩む。
うな丼柳2940円(大串半丼)
うな重松3675円、竹4200円、梅4725円。
あやめ5250円、桜5775円。
四階の宗庵では5250円のうな丼、特製鰻大丼6300円。
他にはうなぎの和食膳や会席、うめしなどがある
うめしとは、ひつまぶしのようだ。
これは、悩む。悩んだときには店員さんに聞いてみる。
グレードで鰻の大きさが違うとのこと。
うな丼柳はうな重桜クラスの大きな鰻が半身入っているという。
悩んだ末、大きな鰻が半身のるという
うな丼柳2940円(大串半丼)をお願いする。
肝吸いと赤だしが選べるが別料金、注文はしなかった。

待つこと10分、うな重登場。
皮は厚め、皮下のゼラチン質が豊富で柔らかい。
身は厚め、柔らかくトロリとした食感。
なかなかの大ぶり、大串だ。
タレは醤油系辛めあっさりした感じ。
卓上に継ぎ足し用のタレ瓶がおいてある。
ご飯はかためで好み。

これは好みによるところだろうが
大き目のうなぎを半身丼でいただくか
細めでも1尾をお重でいただくか。
6000円クラスの大丼も気になるところだ。
豊富なシチュエーションに合わせた
メニューのバリエーションは選びようのようだ。

探訪日:2013.12

「日本橋 伊勢定」
所在地:東京都中央区日本橋室町1-5-17
定休日:日曜日

・お店のホームページ

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13000306/

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