うなぎ屋さん探訪184~東京都文京区「宇奈とと 浅草店」

うなぎは大好物である。

どうやら、先週お子様にスカイツリーを見に行こうと言っていたらしい。
のんびりした日曜の朝を過ごしていたのだが、言われて思い出した。
娘と散歩に出かける。

大宮あたりから浅草方面に行くのには、交通的にはちょっと不便だ。
とりあえず、王子まで京浜東北、王子から都電で三ノ輪橋。
これが失敗、都電はノロい。
北千住に出て、東武線に乗る。
都電でえらく時間を使ってしまい、もう昼過ぎだ。
休日のスカイツリーでは混雑してて昼食など
食べられそうもないので、浅草まで行き食事をしてからにする。

浅草駅で下車。
松屋の出口を出て、何を食べようかと一応聞いてみる。
なんだか、周囲は炭焼きの香ばしい香り。
鰻が食べたいという女子。
何を言ってるんだこの子は、鰻は高価なんですよ。
この香りの方向に歩いていく女子。
そこには宇奈とと 浅草店。

2000年あたりに登場した
ワンコインうな丼の宇奈ととだ。
なるほど、これなら願いを聞かないわけでもないぞ。
店頭で炭火を使って鰻を焼いているのが見える。
昼過ぎだというのに店内もお客さんでいっぱいだ。
焼いているところを眺めて思案していると
女子は既に店内に入っている、こういう時だけは行動的なんだな。

ちょうどカウンター席2席が空いた。
店内はカウンター7席、2人用テーブル4卓
細長い鰻の寝床のような店内。
席に座ると、うな丼ダブル1,000円が目に入る。
うなめしは500円、なるほどワンコインだ。
うな重は800円から1,500円まで鰻の量が違うようだ。

せっかくの日曜日ですから生ビールを頼む。
ジョッキを冷やしておいてくれるとありがたいのだが。
そして、肝焼きと、宇奈くしも注文する。
あと、うな丼ダブルとうな重は800円。

まもなく生ビールが登場。
女子のお茶と乾杯。
3分後にうな重登場、そしてうな丼ダブル。
肝焼きが早く欲しいんだが。
その1分後に肝焼き、宇奈くし。

うな重は肉厚の鰻のしっぽの部分がのる。
うな丼ダブルは肉厚な腹部分の身が二切れ。
この二切れがダブルという意味かなるほど。
ご飯の盛りは多め、タレ瓶も置いてあり自分で加減する。
宇奈くしは、うな丼ダブルの一切れ分が串に刺してある。

生ビールと肝焼きでいい気分になる。
なんとか娘の願いは叶えられた。
お値段なりのお味ではあるが
鰻価格の高騰の中、よくこの値段でやっているなあと思う。

このあと、吾妻橋を渡り
歩いてスカイツリーを目差す。
吾妻橋の鰻禅さんを横目に見ながら。

探訪日:2013.01

「宇奈とと 浅草店」
所在地:東京都台東区花川戸1-5-2
定休日:無休

・お店のホームページ
http://www.unatoto.com/

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13077937/

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