うなぎ屋さん探訪288~東京都新宿区「うなぎ菊川」

うなぎは大好物である。

新宿西口、西新宿丁目の路地裏、隠れ家的なお店も多い。新宿で創業して50年という新宿 うなぎ菊川。2008年に小滝橋通り沿いの店舗から場所に移転したという。鉄筋コンクリートのビルだが黒一色の壁面に橙色が高級な雰囲気。

一階はカウンター4席と、テーブル3卓。地下にはテーブル席、個室座敷などがある。モダンおしゃれな店内だ。トイレは地下、ちょっと利用するため地下に降りると、座敷で浴衣のお姉さんたちが楽しそうに会合している、夏だねえ、いいなあ。

メニューは、うな重竹2400円より。松3000円、上3600円、特上4200円。グレードでうなぎの大きさが違うとのこと。鰻一尾分がのるのはうな重松から。香の物、肝吸い付。他には、肝焼き、ヒレ焼、うまき、うざく、焼き鳥、刺身定食、鰻懐石料理などがある。松3000円をお願いする。

カウンター越しに見える厨房では、うなぎの骨を揚げている、よい香りだ。店内のBGMはバロック調の静かな音楽。お二人様以上は地下へ、お一人様は一階へ案内しているようだ。

待つこと20分、うな重登場。
皮は柔らかい、脂のノリがよい。身は普通の厚さ、表面をややサクッと仕上げホクッとした食感の身だ。皮めの程よい脂とホクッとした身でホクトロの柔らかい蒲焼だ。タレは醤油香る濃いめ、やや辛め。テーブルに追加用のタレ瓶があるがご飯にもたっぷりとタレがかけられていて追加でかけなくてもよい。

夏の鰻屋さん、わりと次々とお客さんが入ってくる、しかし大人数で入れず。

会計時に女将さんに神田のきくかわさんとの
関係について聞いてみた。神田のきくかわは、ひらがな。こちらの菊川は漢字。創業時の女将さんの名が菊さん、で川魚屋だから川
そこから菊川という屋号になったとのこと、どのお店にも歴史やちょっとしたウンチクがあるものなのだ。

探訪日:2014.07

「うなぎ菊川」
所在地:東京都新宿区西新宿7-8-3 新宿菊川ビル 1F・B1F
定休日:水曜

・お店のホームページ
https://www.sinjuku-kikukawa.jp/

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13090109/

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