うなぎ屋さん探訪387～さいたま市浦和区「うなぎ彦星」さん【閉店】

うなぎは大好物である。

浦和に新しい鰻屋さんができた。浦和駅西口から3分ほど、ナカギンザセブン内。店主は川魚卸問屋の「鯉平」で15年修行。「銀座大和田浦和店」、「萬店」などを経て2015年10月オープン。

店頭に屋号の「彦星」のストーリーが書いてある。「ブレない自分を確認するときは、夜空を見上げるものだ。」「人生にいつでも持つべき「夢」「目標」を星にたとえて。」「商売繁盛、夫婦円満。」「うなぎで人を幸せにする使命をもって、うなぎ屋の新星となれ」お店の人の気持ちが伝わってくる。

店内は、カウンター7席、テーブル1卓。2階にも小宴会ができるような、座卓席がある。メニューは、うな丼、うな重をはじめ、うざく、うまき、ひつまぶしなどもあり。

嬉しいことに鰻の串焼きがある。生ビールはヱビスと串焼き5種盛り1800円を注文。お通しには鰻の骨の唐揚げ。

肝焼き。あっさりめのタレと、プリクニュの食感。

バラ、ヒレ、短冊、くりから。

カブト、ヒレ。ヒレは好きなので、もう一本。骨感はほとんどなく、トロッと柔らかいカブト。

今日は鰻が無くなってしまい、うな丼、うな重はできないとのこと。蒲焼でいただく。フワッとトロッとほんのり甘めのさっぱりとしたタレ。

さいたま市内にうな串の店が出来たのは嬉しい。ただひとつ言うとすると酒類のラインナップがいまひとつしっくりこない。うな重に真面目に取り組んでいる店主だが、じつは店主と女将さんは酒が飲めない。出入りの酒屋さんにお任せなのだそうだ。やはり串焼きを出すのであれば、酒のラインナップにももうちょっとこだわって欲しい。

しかし飲めない人が酒をセレクトするのは、難しいく無理がある。地域密着型の個人店である、ここはお客側から提案していくというのも手である。いい店は、お客に育てられるという、今後大いに期待である。

探訪日：2016.02

「うなぎ彦星」残念ながら【閉店】
所在地：埼玉県さいたま市浦和区高砂2-8-9 ナカギンザビル
定休日：年中無休

・お店のホームページ

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/saitama/A1101/A110102/11040220/

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