うなぎ屋さん探訪653～日本料理職人からの鰻料理へのアプローチ。長野県諏訪市うなぎ「宇迦」さん

うなぎは大好物である。

長野県諏訪市うなぎ「宇迦」さん

木曽方面からの帰り道、諏訪湖周辺を通る。このあたりで夕食を食べて帰りたい。諏訪湖の南東部にある「宇迦」さんに立ち寄ることにする。

長野県諏訪市うなぎ「宇迦」さん

工業団地的なエリアにあり、こんなところに鰻屋さんがあるのかと思うようなところにある。駐車場は店前に数台駐車が可能だ。

長野県諏訪市うなぎ「宇迦」さん

モダン山小屋風の店内はカウンター席、テーブル席、小上がり席がある。店名の「宇迦」は農業の神として五穀豊穣司る宇迦之御魂神（うかのみたまのかみ）から借りたのだそうだ。

長野県諏訪市うなぎ「宇迦」さん

メニューは、うな重を中心に、うな玉丼、白焼きご飯、うなぎ蒲焼ちらし鮨など鰻屋さんとしてはちょっと珍しいメニュー内容だ。一尾分の鰻がのるうな重上と白焼きご飯を注文する。

長野県諏訪市うなぎ「宇迦」さん

壁面にも手書きのメニューがあったり、雑貨類などもあったりで、それらを眺めながら大人しく待ちます。ワインが充実している、長野のワインもあり。

長野県諏訪市うなぎ「宇迦」さん

待つこと20分、うな重上と白焼きご飯が登場。うな重の蓋が閉まっていない。こちらのお店は諏訪界隈では関東風の蒸た蒲焼が多い中、蒸さない地焼の鰻にこだわっている。皮のパリパリ感を大切にするために蓋は〆ないのだろう。

長野県諏訪市うなぎ「宇迦」さん

鰻は三河産を使用しているとのこと。地焼きの鰻ならではの皮パリ感がある。身はトロっと柔らかく噛むと鰻の脂がジュワっと口の中に広がる。やはり地焼の鰻には甘めのタレとの相性が良い。タレも濃すぎない。

長野県諏訪市うなぎ「宇迦」さん

連れが注文した白焼きご飯。店主は日本料理の料理人から鰻店を2年ほど前に開店。和食料理人としての鰻へのアプローチだ。炭火を操り素材に対して丁寧に調理されているのが伝わる。白焼きご飯も丁寧な出し汁の中でボリューム感のある白焼きが主張してくる。

長野県諏訪市うなぎ「宇迦」さん

最近、日本料理の職人さんが鰻店を始めるのが増えてきているような気がする。

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「宇迦」
所在地：長野県諏訪市中洲4472-3
営業時間：11:00～22:00
定休日：水曜日
電話：0266-78-7011

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