うなぎは大好物である。
都内で仕事。
近くでうなぎとグーグルマップで検索してみる。
こち亀(こちら葛飾区亀有公園前派出所)の両さんでお馴染み、亀有駅北口から商店街を歩く。亀有駅の通り道でこち亀のレイコさんを発見、一枚お願いしました。

東京都葛飾区亀有うなぎ「うな辰」さん
夕方、この時間の商店街は食欲をそそる香りがしてくる。肉屋、惣菜屋には奥様方が並んでいる。ちょっと覗くと、焼き鳥1本40円・・・安っ。目指す「うな辰」さんは、商店街の終点近くにある。数々の誘惑を回避して、うな辰に到着。東京都葛飾区亀有「うな辰」さんを探訪する。

東京都葛飾区亀有うなぎ「うな辰」さん
建物はザ・下町昭和。古いがこぎれいにしている。カウンター4席、小上がり2卓で4名。
ご主人から、今日は1500円のになります、と。壁のメニューには1300、1500、2000円のグレードがあるようだが、今日は1500円になるのだそうだ。了解だ。ごはん多くします?と聞かれる。いや普通でお願いします。他のメニューは、ビールと肝焼き、シンプル。

東京都葛飾区亀有うなぎ「うな辰」さん
のんびりと小上がり席にて待つ。壁には、1970年代のサイン色紙が並ぶ。誰のサインなのかは分からない。入口は開けっぴろげ、奥には居間。下町ってのはこんなもんだ、向島のばあちゃんちもそうだった。

東京都葛飾区亀有うなぎ「うな辰」さん
待つこと25分、うな重登場。表面がパリッと仕上げてある。皮は柔らかい、身の厚みは普通でやわらかい。皮目の脂のノリも、この厚みにしてはまあまあ。厚みは普通なのだが、フワッとトロッとした感じもあり、仕事の丁寧さを感じる。タレは辛目、やや濃いめ。
ご飯の炊き加減も硬めで丁度よく好だ、米の質も良い。

東京都葛飾区亀有うなぎ「うな辰」さん
厚みは普通、しかしお値段は1500円なのだ。お値段からすると、身の厚みはこんなものだろう。しかし程よい脂ののり、フワッとした身は、お値段以上のボリュームを感じる。
ワンランク上の2000円も食べてみたくなる。肝吸いではなく、かまぼことフの吸い物だ。
アットホームでリーズナブル下町職人系の鰻屋さんだ。
探訪日:2011.09
「うな辰」
所在地:東京都葛飾区亀有5-23-9
営業時間:11:00~18:30
定休日:なし
電話:03-3605-1698
・お店のホームページ
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tokyo/A1324/A132403/13106807/
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