鰻供養うなぎ伝説を探して~岐阜県郡上市粥川地区うなぎ伝説「美並ふるさと館」

郡上八幡の「郡上炭火焼うなぎの魚寅」さんの三代目店主から聞いた話だ。岐阜県郡上市の南側美並町、そこの粥川地区の年配の方々は、鰻を食べられないのだそうだ。

藤原高光の妖怪(さるとらへび)退治の伝説の舞台で、粥川のうなぎが鬼の居所へと藤原高光を導いたといわれている。そのため、この流域では、うなぎを食べてはいけないという風習があり、また、全川が、一年中、禁漁となっている。実際に現地を探訪する。

岐阜県郡上市粥川地区うなぎ伝説

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郡上八幡から国道156号線を南下して県道315号線を山の中に入っていく。

岐阜県郡上市粥川地区うなぎ伝説

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県道を入るとすぐに、この看板。国指定天然記念物粥川うなぎ生息地。1924年(大正13年)にはニホンウナギの群生地として天然記念物に指定され、1986年(昭和61年)に岐阜県の名水50選に選出されたとのこと。

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粥川沿いを奥の星宮神社を目指して進んでいく。

岐阜県郡上市粥川地区うなぎ伝説

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とても美しい川だ、清流。透明度が高い。

岐阜県郡上市粥川地区うなぎ伝説

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円空街道とも呼ばれているらしい。円空とは1632年〈寛永9年〉から 1695年〈元禄8年〉)の人で、江戸時代前期の修験僧・仏師・歌人とある。特に、各地に「円空仏」と呼ばれる独特の作風を持った木彫りの仏像を残したことで知られる。

岐阜県郡上市粥川地区うなぎ伝説

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街道奥の星宮神社には、こんな看板がある。鰻と縁が深いことを意味している。

岐阜県郡上市粥川地区うなぎ伝説

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「美並ふるさと館」にも立ち寄ってみる。入館料は大人220円。円空さんの仏像の展示があったり、林業を生業にしている地域で自然と共存し生きてきた様子の展示を見ることができる。

魚寅三代目店主によると、現在の粥川地区はかなり小さな地区となり若い世代には、関係なく、今住んでみえる方々は、すすんでうなぎは、食べませんが出てきたら食べるスタイルみたいです、と話す。

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「美並ふるさと館」
所在地:岐阜県郡上市美並町高砂1252-2
定休日:月曜日

・お店のホームページ
https://www.city.gujo.gifu.jp/admin/detail/8890.html

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