うなぎは大好物である。
所沢駅西口から徒歩5分ほどのところに、盃横丁というのがあるのをご存じだろうか？
所沢盃横丁の鰻屋さん「みや川」さん
お酒にご縁のない方は地元民でも知らなそうな場所だ。
所沢盃横丁の鰻屋さん「みや川」さん
その盃横丁の一角にうなぎ「みや川」さんがある。みや川というと宮川のれん会を連想する人がいるかと思うが屋号の漢字も違うのでのれん会は関係がない。関係がないとは言い切れなくて、先代が赤坂宮川で仕事をされていて1985年に所沢日吉町にて「宮川」として店を出していたが、その後御幸町に移転し、「みや川」として営業していたが、2014年店主の体調などにより閉店。2021年5月に現在の盃横丁に現在の店主が「うなぎみや川」として復活した。屋号の宮川は母方の旧姓が宮川であったことから、「みや川」としたのだそうだ。店に歴史ありだ。
所沢盃横丁の鰻屋さん「みや川」さん
店内は新しく綺麗。焼き場の前のカウンター席に座らせてもらう。
所沢盃横丁の鰻屋さん「みや川」さん
二階席はテーブル席となっており、13名程度までの会食に対応している。
所沢盃横丁の鰻屋さん「みや川」さん
秋口だというのにまだ残暑が厳しい。瓶ビールで喉越しをキメる。赤星が染みる。お通しは骨せんべい
所沢盃横丁の鰻屋さん「みや川」さん
炭火にこだわりたいという店主。高価な鰻を焼くのだから一匹ずつ丁寧に焼きたいのだそうだ。要予約にしているのも仕事が雑にならないためなのだそうだ。
所沢盃横丁の鰻屋さん「みや川」さん
メニューはうな重うな丼は梅より、竹、松、錦、寿とあり鰻の量が違うとのこと、メニューにも写真があり分かりやすい。肝焼き、ヒレ焼き、八幡巻きなんかもあり酒のアテには困らない。うな重錦と肝焼きを注文。
肝焼きが登場。ホロ苦さとタレが合い酒がすすむ。
所沢盃横丁の鰻屋さん「みや川」さん
なんか日本酒が欲しくなる。焼き場が見えると酒の進捗を調整できる。といいながらグイグイ飲んでいる。
所沢盃横丁の鰻屋さん「みや川」さん
待つこと25分、うな重錦登場。今日の鰻は静岡産なのだそうだ。皮は薄く白身の魚を思わせる上品な脂感。サイズ感も程よい。
所沢盃横丁の鰻屋さん「みや川」さん
しっかり蒸され、柔らかくトロトロとした食感の上品な蒲焼きだ。タレは伝統の同割で伝統の江戸前うな重を楽しめる。
所沢盃横丁の鰻屋さん「みや川」さん
地焼きもやりたいが、今のタレでは合わないからやらないのだそうだ。吸い物出汁が丁寧で炙った肝が入る。アットホームな雰囲気で楽しめる盃横丁の鰻でございます。
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「みや川」
所在地：埼玉県所沢市御幸町2-8
営業時間：11:30～13:00、17:00～20:00完全予約制
定休日：不定休
電話：080-8817-7797
・お店のホームページ
https://www.unagimiyagawa.com/
・食べログでのお店の詳細情報。
夜総合点★★★★☆ 4.0
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