うなぎは大好物である。
また行きたくなるお店ってあるもので、こちらの郡上八幡「郡上炭火焼うなぎの魚寅」さんもそのうちのひとつ。
郡上八幡と言えば清流と名水の城下町であり、郡上おどりのふるさととしてもしられた人気観光地だ。この郡上の街の中には4~5軒ほどの鰻屋さんが営業している。そのなかでも個人的に創業1930年(昭和5年)の「炭火焼うなぎ魚寅」さんが好きだ。店主は現在で3代目とな老舗だ。
連日の猛暑日で郡上も暑い。街には水路が流れていたりして涼しげな雰囲気だが、やはり暑い。予約をしておいたので、座敷個室に通していただく。久しぶりの魚寅さん、とても静かで落ち着く部屋だ。
メニューは丼、ひつまぶし、重と大きく分かれるが、基本的に入れ物の違いとのこと。なんだか中部地方の地焼きの蒲焼を食べるのには丼が合う気がして、一尾付きの上丼を注文した。新しいメニューも加わっている、愛のメガまぶしとかおもろい。
ここ魚寅さんの蒸さない地焼の白焼きが美味い。本日は宮崎産の新仔を使用しているとのこと。パリパリサクサクに焼き上げられて噛むと身から脂がジュワっと噴き出して口の中に鰻の旨味が広がっていく。これが最高のひとときだ。
山葵、醤油、塩などが添えられる、白焼きには何もつけなくても良いし、お好みでいただけばよいのだが、個人的にはワサビか塩が好みだ。尻尾の部位はさらにサクサクパリパリそしてジュワっとした旨味がスゴイ。ジュワ感が半端無い。
白焼きには味噌も添えられている。郡上の地場の味噌なのだそうだ。これがまた白焼きに超絶合うのだ。しっかり上品な発酵感と甘みなコクのある味噌。これがファットな感じの白焼きにすごく合う。
郡上の味噌で白焼きを楽しんだ後はいよいよ、上丼の登場だ。鰻の身が蓋からはみ出している。蓋を開けると香りが部屋中に広がる。
こちらも白焼き同様、パリパリサクサク、身を噛むとジュワっとした鰻の上質な脂と旨味が口の中に広がる。
サクサクに仕上げられた身に濃厚甘めのタレが染み込み、鰻の脂と旨味と融合する。こういうのは関東はなかなかお目にかからない。
ご飯の炊き加減も固めで好み、パワフルな元気系うな丼だ。
食べ終わってもまたすぐに食べたくなってしまうから不思議なものだ。日々進化する魚寅さん。また来たい鰻屋さんだ。
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「郡上炭火焼うなぎの魚寅」
所在地:岐阜県郡上市八幡町新町953
営業時間:11:00~14:00、17:00~20:30
定休日:火曜日
電話:0575-65-3195
・お店のホームページ
http://www.uotora.co.jp/
・食べログでのお店の詳細情報。
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