うなぎは大好物である。
2月は寒い日が続きます。日帰り温泉でも行って温まろうと日光方面へ出かけることにする。
出かけたらどこか美味しものでもいただきたくなる。ネットで画像検索をしてみたら鰻を丸のまま炭火で焼いて食べさせてくれるところがあるらしい。これは行かねば。栃木県日光市にある「船場亭」さん
夏場限定で鬼怒川の簗場としても観光スポットとなっている。店舗は鬼怒川沿いの茅葺屋根の古民家風の建物。
入り口横にはどじょう、うなぎ、アユの生簀がある。
店内はまさに古民家といった囲炉裏端がある。ここでも食事をすることができるのだが。
さらに奥へ行くと鬼怒川の清流を眺めながら食事ができる。薪ストーブで店内は暖かい。
メニューはアユ、イワナといった川魚が中心。鰻専門店はないが蒲焼、白焼き、うな重のメニューがある。うな重は1尾の蒲焼、うな丼は半身の蒲焼となる。ネットで見てきた鰻の丸焼きのメニューが無い。先にレジ行き注文するのだが、その時に店員さんに聞いてみると、今日はやれるということで注文してみた。どうやら裏メニューのようだ。
店内の隅の方が炭火での焼き場となっている。たくさんのアユを職人さんが焼いている。
鰻を丸のまま焼くメニューは「マムシ」というらしい。出来上がりの姿がマムシに似ているからなのだそうだ。注文が入ると割いて炭火で焼き上げる。背開きで肝は残してあり一本の竹串に巻き付かせるように刺してある、割き方が独特だ。
冬の鬼怒川を眺めながら待つ。20分ほどで出来上がってきた。ビジュアルがスゴイ。カブトもついたままで確かに鰻の丸焼きだ。食べやすいように骨はしっかり抜かれている。
頭も付いたままで、肝も付いたままで一本串の鰻の丸焼きは初めてだ。鰻は愛知の三河一色産。かぶりつくと脂のノリがスゴイ、焼きだけでトロトロの食感の身。炭火で焼かれた皮はパリパリの食感。こりゃ美味いな。
苦玉つきの肝もなかなかワイルド。ボリュームのある鰻の丸焼きにむしゃぶりつく。昔の人はこんな風にして食べていたのだろうか。なんとも豪快な鰻の丸焼き。
うな丼も到着。蒸された蒲焼は柔らかトロトロ仕上げ。鰻の丸焼きを食べた後だとかなり控えめな蒲焼に感じてしまう。
流石は一色の鰻、しっかり肉厚だ。さりげない濃すぎないタレで全体のバランスも良い。同行人のアユを少しいただいたが柔らかジューシーなアユだ。冬の川魚は美味い。ここはまた来たい。
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「船場亭」
所在地:栃木県日光市大渡1057
営業時間:10:00~17:00
定休日:4月~11月まで無休、12月~3月は水曜日定休
電話:0288-21-8933
・お店のホームページ
http://www.funabatei.jp/
・食べログでのお店の詳細情報。
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