米作りのお手伝いをすることになった。その1

美味しいうな重には欠かせないのがご飯。お米って実際のところどうやってできているだろう?という疑問を解消するため、お米作りのボランティアをしてみることにする。

田植えの準備。手で苗を植えるため、間隔の目安となるロープを作る。約50メートルあるロープに30センチごとに目印をつける。そのロープを八本分つくる。

つづいて、田んぼの畦道の草刈り。エンジン草刈機の使い方を教えてもらい、さっそく作業。意外と腰にくる。エンジンの振動で手も痛い。自分で草刈りをした畦。なかなか慣れない下手くそかも。

この草刈り作業の意味は、田んぼの風通しを良くするためだそうだ、風通しが悪いと虫などが発生してしまうのだとか。そして草は抜いてはいけない、刈らなくてはいけない。
畦道の強度を維持するため、根を残すのだそうだ。根っこから抜いてしまうと畦が崩れてしまうのだそうだ。

初日、帽子もかぶらず軽装で登場した。農作業には、帽子と水は必需品のようだ、熱中症が怖いところ。あさってに田植えを控えての代掻き作業、タイミングが難しいのだそうだ。

代かきとは、田んぼの土と水とをカクハンして、田んぼ全体を”おしるこ”状態にすることなのだそうだ。用水路から田んぼに水を入れる。トラクターで固まった土を粉砕して粘土状態。機械の行き届かないところは、人力でトンボなど農具をつかって平らにならす。初めて田んぼに足を入れる。

田んぼの土は粒子が細かい粘土状だ。長年にわたり石など丁寧に取り除き、良質の土を作るのだそうだ。その年月は100年とかの年月らしい。田を荒れさせてしまうと、再開するまで大変だというのはこういうことらしい。マメに手入れをして土を良質の状態を保つ苦労があるようだ。あさっての田植えまでに排水して土の状態で田植えをするそうだ。

ザリガニ、カエルを発見。特にザリガニは畦に穴をあけてしまい、水がもれるのだそうだ。

田圃を見ると、前日たっぷり入れたはずの水が引いている。畦の下に水路ができて水が漏れだしたようだ。田んぼ側から見た穴の大きさは、直径5センチほどだろうか。ここから水が入り、排水路側の畦から水がシミ出て流れ出したようだ。どうやらモグラの仕業だとのこと。泥で穴を埋めて仮復旧、もう一箇所、水漏れを発見。こちらは、水圧で畦もコンクリート壁の隙間から水が漏れだしたようだ。土を盛って修復する。

稲の苗。ポット苗と言うらしい。簡単にパレットから外すことができる。これをつかって一部を手植えするのだそうだ。田植え当日は、雨が降り続き、写真を撮るどころではなったので後日、田植え後の田んぼを見に行った。

手植えしたわりには、列がそれっているではないですか。これから夏までの作業は、過酷な草取り作業が待っているのだそうだ。

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