うなぎは大好物である。
2015年6月、五反田に新しい店ができた。鰻の串焼きで一杯飲める店「うな串九三郎」
母体は株式会社93コーポレーション、本社は渋谷だがオーナーが名古屋出身とのこと。蒸さずに炭火で焼き上げた関西風が売りのようだ。今後は店舗数も増やしていたいとのことだ。
五反田駅西口から歩くこと五分ほど。店内は左手にカウンター10席ほどと右手には簡易的な丸テーブル席が二卓。カウンターの中は調理場で壁面にはカラフルなくりから様が描かれている。
炭で焼くことにこだわりがあるそうで焼き場は店内の奥にある。メニューは鰻の串焼きが中心で一本280円より。うざくや肝刺、蒲焼、うな玉などがあり他には焼き鳥や冷奴といった居酒屋メニューもあるので鰻が苦手な人が同行しても大丈夫そうだ。
とりあえず、生ビールをお願いする。最初はくりから、ヒレ、バラ、エリ、皮の「うな串5本セット」を出すとのこと。その後、お気に入りで注文する仕組みだ。テーブルに鰻の部位がイラストで紹介されていてかりやすい。
くりから、炭火で焼かれパリッとトロッとした身は塩でいただく。ヒレはニラが入りジューシーな味わい。バラ、淡泊でサッパリとした食感。タレはあっさりめのやや甘め。
エリ、骨感も抑えめ。皮は尻尾の部分でパリッとこってりした感じ。
珍しく八幡巻があるので追加で注文。なるほど、八幡巻の串焼だ。ゴボウも柔らかく、鰻の身ともよく合う。
ホッピーに飲みかえる。そして気になる、名物九三焼。白と黒があるという、白は白焼き、黒はタレ焼とのこと。両方に興味がある。
名物九三焼の黒。蒸さない蒲焼、皮はパリッと身は柔らか。あっさりめのタレもよく合う。
名物九三焼の白。これまた、皮は超パリッと。身はホクッとサクッとした中部系。
このホッピーがなかなか効く。順番的には先に食べたい肝刺し。わさび醤油でいただく。
鰻のいろいろな部位を楽しみながら飲める鰻串焼き屋さんは楽しい。酒もすすんでしまうのだ。若い店長も元気、こちらも元気をもらえるところだ。2015年7月には西麻布の「RAUL」内にも出店をするそうだ。
探訪日:2015.06
「うな串九三郎(五反田店)」残念ながら【閉店】
所在地:東京都品川区西五反田2-29-10 1F
定休日:無休
・お店のホームページ
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131603/13183410/
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