うなぎ屋さん探訪215~東京都墨田区菊川うなぎ「天千代」さん

うなぎは大好物である。

都内での仕事のついで、都営新宿線菊川駅で降りる。菊川駅至近の天千代さんへ行く。こちらは創業1899年(明治32年)の墨田区の老舗うなぎ屋さん。赤と黒の重厚感ある入口だ。

東京都墨田区菊川うなぎ「天千代」さん

東京都墨田区菊川うなぎ「天千代」さん

店内は仕切られた小上がり席6卓が中心。おひとり様は店内奥のカウンター席に案内される。カウンター横は厨房、カウンターは作業台も兼ねる。お茶と割箸が配膳される。
夕方の下町、小上がりで一組が一杯やっている。

東京都墨田区菊川うなぎ「天千代」さん

東京都墨田区菊川うなぎ「天千代」さん

メニューは会席料理をはじめ、刺身や天ぷらなどの一品料理や、うな茶漬けもあり。うな重は2800円から、上は3200円。実は今回はメニューをよく見なかった、というかメニューに面白いことが書いてあった。
このお店の場所は、鬼平犯科帳と遠山の金さんの屋敷跡なのだとか。鬼平犯科帳の長谷川平蔵(火付盗賊改役)と遠山金四郎(北町、南町の名奉行)ですよ。なんだか当時の様子を想像しながら親近感を感じてしまう。長谷川平蔵が屋敷替えで移った場所で、四代目平蔵のときには、遠山金四郎の下屋敷としても使われた場所なのだそうだ。お店の創業の時代とはづれるので、このお店で食べたということではないのだが。そうそう、うな重上3200円をお願いする。

東京都墨田区菊川うなぎ「天千代」さん

東京都墨田区菊川うなぎ「天千代」さん

待つこと30分、うな重登場。皮はやや厚みがあり柔らかい。身はなかなか厚みがあり大きく、香ばしい。フワッとトロッという感じではなく、柔らかかくジューシーな身だ。タレは甘辛甘め濃いめ。

東京都墨田区菊川うなぎ「天千代」さん

東京都墨田区菊川うなぎ「天千代」さん

大きなうなぎと甘くこってりしたタレ、重厚感を感じる。ご飯の量も多くボリュームあり、腹がいっぱいになる。蒲焼だけで一杯やってみたくなる。元気系のこってりボリュームうなぎでございます。

探訪日:2013.05

「天千代」
所在地:東京都墨田区菊川3-16-18
営業時間:11:30~14:10、17:00~21:00
定休日:月曜日
電話:03-3631-7550

・お店のホームページ

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13082669/

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