うなぎは大好物である。
川口での仕事を終え、以前から気になっていた浦和のうなぎ。2009年創業のうなぎ処古賀さんへ行く。店主は南千住の人気店「尾花」で修行したという。「尾花」というと超トロトロの蒲焼を食べさせてくれる老舗だ。
お店は西浦和駅前ロータリーにある。電車でのアクセスは良い。車の場合は細い道をぐるっと回ってコインパーキングを駅方面に曲がり店舗裏のひょうたん駐車場に止めることになる。駐車場の案内はお店のホームページに案内があるので参考にしたい。自分の場合、行き当たりばったりで駐車場の下調べをしていなかったので、コインパーキングに止めた。下調べは大事だ。
店内はテーブル2卓、小上がり5卓10席。和風モダンのすっきりシンプルな店内。小上がりに座ることにする。メニューは、うな丼1800円より。もみじ2100円、梅2700円、竹3200円、松3800円。グレードで鰻の大きさと量が違う。メニューにそれぞれの写真が出ているので分かりやすく選びやすい。他には、う巻き、うざく、うなぎレバー、どじょうの唐揚げなどがあり、鰻まぶしご飯、天丼、焼き鳥丼などもある。宴会コースも5000円より用意されている。写真付きのメニューだとどうしてもインパクトのある松3800円に目が行く。年末だし、今日の仕事も頑張ったし久しぶりの奮発で松3800円をお願いする。これから、蒸すので30分ほどかかるとのこと、待つのは全く問題ない。
卓上のメニューと一緒に、いくつかのファイルが置いてある。うなぎの栄養価についてや、うなぎ募金についてなど興味深い。うなぎ募金は「日本のうなぎを育てる会」中心となり鰻の完全養殖の実用化に向けての支援を募っている。「日本のうなぎを育てる会」は、さいたま市内のうなぎ店で構成される「浦和のうなぎを育てる会」が主体となって活動しているのだ。この活動を全国に広げていこうというとのことだ。
待つこと30分、うな重登場。
とにかくこの焼き色を見て欲しい、全く焦げ目が無い。見た目にも美しい蒲焼だ。皮は薄くパリッと仕上げてあり、脂ののりも程よい。身は厚めでフワッとトロッとサクッとした食感でかなりトロトロの身だ。タレは醤油系のサッパリした感じ、ややコクがある。鰻の程よいボリューム感と風味を壊さないタレのバランスがよい。ご飯の炊き加減も、かたすぎず柔らかすぎずでちょうど良い。
フワトロのボリューム感のある蒲焼だがくどすぎず、あっさりしすぎず、バランスの良いうな重だ。浦和の老舗鰻にもひけ劣らないトロトロの蒲焼。やはり鰻屋では最上グレードをいただくと満足感も高いと改めて思った次第でございます。尾花系の超トロトロあっさり系が好きな方にはお勧めでございます。
お会計の時に、新しくなった「浦和のうなぎ」のマスコットキャラクターうなこちゃんのストラップをゲット。以前のフィギュアタイプのストラップから木製の板に印刷されたうなこちゃんに変わったようだ。
探訪日:2015.01これは移転前の記事です。
移転後の記事はこちら「うなぎ処古賀」
「うなぎ処古賀」移転後の情報
所在地:埼玉県さいたま市浦和区常盤7-1-20
営業時間:11:30~14:30、17:00~21:00
定休日:水曜日
電話:050-5592-5555
・お店のホームページ
https://unagidokoro-koga.com/
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/saitama/A1101/A110102/11053152/
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