うなぎは大好物である。
やはり浜松まできたのなら関西風の鰻をいただきたい。そして、ノンアルでいいのでビールが飲みたい。創業は1975年(昭和50年)の「加和奈」さんに行く。静岡県浜松市「加和奈」さんを探訪する。
純和風な建物、入り口付近には松。店内はコの字型のカウンターに15席ほど。小上がり2卓、和室個室もある。水槽には鰻がたくさん入っている。
有名人らしき人の色紙も多数壁に飾ってある。おひとり様なのでカウンタ席に座る。
ノンアルビールをお願いする。お通しには鰻の骨。一杯のみながらメニューを見る。
うな重は上2,650円、特2,950円、三段重4,850円。特三段重5,450円、お子様丼があるのが子連れ客には嬉しいだろう。うな重とのセットなどもあり、単品でうなわさ、肝焼きなどがある。
肝焼きと蒲焼をお願いする。お通しが無くなるころに、肝焼き登場。串から外され皿に盛ってある肝はなかなか大ぶりだ。苦みや臭みもなく、ひかえめなタレでいただく。串で食べるのもよいが、箸で食べるのは食べやすい。
肝焼きが無くなるころ、蒲焼が登場。出てくるタイミングもよいねえ。皮はパリッとしていて、表面はサクサクの身。身はやや厚め、プリッとした感じはなくトロッとしている。
タレは甘辛甘めだが、濃すぎない。パリサク中トロ、脂のノリもほどよく、トロッとしたこってり蒲焼。関西風は尻尾がうまいなあ。ノンアルビールのつまみとしては贅沢だ。
会計の時に厨房をのぞきながらご主人に聞いてみた。あまりにトロッとしているので蒸してないんですよねと聞いてみた。地焼きというとプリッとした蒲焼を思うのだがこちらはトロッとする。鰻の質と焼の加減によるのだそうだ。なるほど、養鰻業のオーナーも養殖池によって、鰻の質が違うと言っていたなあ。池の水質と温度、飼料の配合具合で違うと言っていた。同じ地焼きでもいろいろあるものだと、奥深さを再認識する。
探訪日:2013.02
「加和奈」
所在地:静岡県浜松市中区小豆餅4丁目7番28
営業時間:11:30~13:30、17:30~20:00、土日11:30~14:00、17:00~20:00
定休日:月曜日
電話:053-473-7929
・お店のホームページ
http://www.unagi-kawana.com/
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/shizuoka/A2202/A220201/22002121/
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