うなぎは大好物である。
「いづもや別館」さんでは、「ガマの穂焼き」や「生醤油焼き」といった珍しい鰻料理があるので、以前伺ったことがありました。その時の記事はこちら。
今回は鰻の魚醬のタレを使って鰻を焼き上げる、「いづも焼き」というのがあるので再訪することにします。

東京都中央区日本橋うなぎ「いづもや別館」さん
「いづもや別館」さんの入り口です。左手が要予約のお座敷の入り口、右手が予約無しでも入れるテーブル席の入り口です。日本橋界隈の鰻屋さんはこのように入り口が分かれていることが多いです。また、近くには本館があります。

東京都中央区日本橋うなぎ「いづもや別館」さん
こちらは本館の入り口です。江戸通りに面している本館の建物は1946年(昭和21年)の木造建築で、すべて要予約のお座敷個室となります。

東京都中央区日本橋うなぎ「いづもや別館」さん
お一人様なので、「いづもや別館」さんのテーブル席でいただきます。和風な静かなBGMと暖色照明で落ち着く店内です。13:00を過ぎているのに店内は満席状態です。

東京都中央区日本橋うなぎ「いづもや別館」さん
お目当ては、「いづも焼き」。グレードで鰻の量が変わります。1尾分の松を注文しました。

東京都中央区日本橋うなぎ「いづもや別館」さん
今日は熱くて、鰻を待っている間に、瓶ビールと板わさをいただきました。おろしたての生山葵が上品な風味でビールもすすみます。キンキンに冷えた瓶ビールが美味いです。

東京都中央区日本橋うなぎ「いづもや別館」さん
待つこと20分、「いづも焼き」(松)が登場。いづも焼きは単品メニューなので別注文でご飯を付けてもらいました。今日の鰻は浜名湖産を使用しているとのことです。

東京都中央区日本橋うなぎ「いづもや別館」さん
肉厚な鰻です。皮は薄く柔らかく、しっかり蒸されトロトロの身です。鰻の風味が良く、脂のりも良く、身の質感とともにバランスが良いです。見た目が綺麗な仕上がりなのも特徴的です。
タレはいづもやさんオリジナル鰻100%の魚醬を使用しています。2010年ごろに鰻界に新しい風をということで、いづもやさんが研究を重ねて完成したものなのだそうです。魚醬というといわゆるナンプラーといった臭みのある感じを想像していましたが、まったくクセは無く、ほんのりやさしいあっさりとしたタレの風味で、鰻本来の風味旨味を引き出す脇役に徹しています。

東京都中央区日本橋うなぎ「いづもや別館」さん
ご飯は別盛りでいただきました。この食べ方は中部地方などに行くと、長焼き定食なんていう言い方をします。宮城・登米のひとめぼれを使用しているという、ご飯の炊き加減もかためで好みです。鰻のやさしさとご飯の優しが出会うオンリーワンのお味に仕上がっています。
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探訪日:2025.04
「いづもや別館」
所在地:東京都中央区日本橋本石町3-3-2
営業時間:11:00~14:00、17:00~21:30
土用日(11:00~15:00、16:00~21:00)
定休日:日曜日、祝日
電話:03-3241-3412
・お店のホームページ
https://www.idumoya.com/
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13040225/
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