うなぎ屋さん探訪658~超老舗の川魚屋さん物語。千葉県香取市うなぎ「おくまや」さん

うなぎは大好物である。

銚子から利根川を上流に沿って国道356号線、利根水郷ラインを香取市方面に向かう。その途中に店頭で鰻を炭焼きしている、川魚店がある。「おくまや」さんを探訪する。

千葉県香取市うなぎ川魚店「おくまや」さん

千葉県香取市うなぎ川魚店「おくまや」さん

店前のスペースに車を駐車することができる。創業は1872年(明治5年)、超老舗の川魚店だ。現在は6代目が店頭で鰻を炭火で焼いている。

千葉県香取市うなぎ川魚店「おくまや」さん

千葉県香取市うなぎ川魚店「おくまや」さん

この周辺の川魚店で、炭火で焼き上げているのは貴重だ。割いた鰻を串に刺さずに炭火で焼き上げていく。

千葉県香取市うなぎ川魚店「おくまや」さん

千葉県香取市うなぎ川魚店「おくまや」さん

店内に入ると、屋根裏部分に鰻桶や酒樽などが置かれてる。

千葉県香取市うなぎ川魚店「おくまや」さん

千葉県香取市うなぎ川魚店「おくまや」さん

中央部分に焼き上がった、白焼きが置かれている。九州の鰻を取り扱っている。私の好きな中村養鰻の「味鰻」の取り扱いもあるとのことだ。

 

千葉県香取市うなぎ川魚店「おくまや」さん

千葉県香取市うなぎ川魚店「おくまや」さん

5代目店主がお店の歴史をお話してくれた。この写真の方が創業者の「おくまさん」。1872年(明治5年)に始めたころは、家も店舗も無く利根川で採れた鰻を行商で売りに行くという事をしていたそうだ。当時の庄屋さんにお金を借りて家と川魚店を始めたのだそうだ。この当時は、利根川でも鰻の稚魚が採れたのだそうだ、しかも、獲れすぎて当時は豚のえさにするくらいの価値が無かったのだそうだ。日本の鰻養殖が盛んになるのは、1897年(明治30年)以降なので稚魚の使い道も無かったのだろう。店名は創業者のおくまさんからとり、地域の方々にも「おくまや」と親しまれたのだそうだ。

千葉県香取市うなぎ川魚店「おくまや」さん

千葉県香取市うなぎ川魚店「おくまや」さん

重量で鰻の値段が変わる。一番大きいのを一本くださいという、乱暴な注文の仕方をしてしまった。

千葉県香取市うなぎ川魚店「おくまや」さん

千葉県香取市うなぎ川魚店「おくまや」さん

自家製のタレと山椒のパックが付属されている。

千葉県香取市うなぎ川魚店「おくまや」さん

千葉県香取市うなぎ川魚店「おくまや」さん

それにしてデカい鰻だ。30センチの定規を当ててみたがはみ出してしまう。

千葉県香取市うなぎ川魚店「おくまや」さん

千葉県香取市うなぎ川魚店「おくまや」さん

いつものように、電子レンジのトースター機能で、皮側を長めに焼き上げる。この手の白焼きを温めるときにレンチンは絶対にダメだ。

千葉県香取市うなぎ「おくまや」さん

千葉県香取市うなぎ川魚店「おくまや」さん

肉厚の鰻を皮パリに仕上げる。デカいが大味ではない。上質な身の質感と、香りを楽しめる。塩をちょこっとつけて食べるのが一番合いそうだ。

千葉県香取市うなぎ「おくまや」さん

千葉県香取市うなぎ「おくまや」さん

鰻のカブト煮。これも骨が全く気にならないくらい煮込まれていて、ホクっとする食感で鰻の頭肉の旨味を楽しめる。今後も川魚店という食文化も紹介していきたいと思う。おくまやさんの公式ホームページからお取り寄せもできますので、気になった方はお取り寄せしてみてください。

【うなぎ愛好会ブログ】
https://unatan.net/

※どうかチャンネル登録をお願いいたします。
「うなぎ愛好会チャンネル」
https://www.youtube.com/channel/UC-QjEC4jeAH4zE4_dvwY2JA

「おくまや」
所在地:千葉県香取市阿玉川170-1
営業時間:8:00~19:00
定休日:月曜日
電話:0478-82-2402

・お店のホームページ
https://www.okumaya.com/

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/chiba/A1204/A120404/12037244/

>>いつもご覧いただき、感謝申し上げます。
ブログランキングに参加致しました!
ポチッとしていただけますと嬉しく思います。
他のうなぎ系のブログもご覧になれます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました