うなぎは大好物である。
私が主催しているフェイスブック「うなぎ愛好会」グループのメンバーの方より、児島湾の天然青鰻が入ったということでご一緒しませんかというお誘いをいただいた。1キロ超えの鰻が採れているとのことで興味深く参加させていただいた。
「麻布十番 お川」さん
会場は「麻布十番 お川」さん。素材にこだわった季節の和食料理を提供してくれるお店として人気がある。鰻料理は天然鰻があるときにだけやっているのだそうだ。カウンター席中心の落ち着く店内だ。今日は児島湾の天然鰻とキノコの創作コースをいただく。
「麻布十番 お川」さん
天然なめこ、普段スーパーで買っているなめこは何なのかと思うほど別物で、トロトロとろける食感だ。
「麻布十番 お川」さん
奥が肝焼き、手前がヒレ焼き。天然鰻だけあってやや筋肉質の内臓、そしてヒレのシャリシャリ感も強めなヒレ焼き。素材からの主張を感じる。鰻を引き立てるシンプルな味付けであっさりといただける。
「麻布十番 お川」さん
天然鰻の蒲焼き。身の厚みがすごい、さすがは1キロ超えの鰻様だ。たまり醤油タレが絡むがしっかり鰻の味を主張してくる。10分ほど蒸した後、炭火で焼き上げているのだそうだ。
「麻布十番 お川」さん
ウラベニホテイシメジの天ぷら。
「麻布十番 お川」さん
ムラサキシメジの天ぷら。あまりキノコ類は得意ではないのだが、これらはキノコがトロトロの食感で旨い。
「麻布十番 お川」さん
うなぎ天ぷら。湯で皮のぬめりをとってから揚げてある。丁寧な仕事で身の旨みの濃厚さを感じる。
「麻布十番 お川」さん
同席のワインソムリエさんに、うなぎ合うワインはありますか？と伺ってみた。ワインは食べ物の色と合わせるとよいのだそうだ。基本的にタレ焼きの蒲焼には赤ワイン、白焼きには白ワイン。
「麻布十番 お川」さん
いただいたワインは、香りも華やかな赤ワイン。ワインもかなり奥が深い、いろいろ教えていただけるのはありがたい。
「麻布十番 お川」さん
鰻の八丁味噌煮込み。豆腐とシメジとともに八丁味噌で煮込まれているのだが、うなぎの味が味噌に負けて無い。力強い鰻の味を感じる。
「麻布十番 お川」さん
児島湾の1キロ超えの青鰻の白焼き。肉厚の鰻を皮をパリっと仕上げてある。10分ほど蒸して炭火で焼き上げたとのこと。鰻の風味は強いが脂感は弱い。肉厚で食べ応えがある。
「麻布十番 お川」さん
同じく児島湾の天然青鰻だがこちらは小ぶりの個体。蒸さずに地焼で焼き上げている。やはり皮をパリッと仕上げてある。大きな鰻に比べて身の旨味が強い、凝縮されているようだ。
「麻布十番 お川」さん
鰻の頭と骨で出汁を採ったという、うなぎラーメン。遠くで鰻を感じる優しいスープだ。
「麻布十番 お川」さん
幻のキノコと言われる香茸(こうたけ)の炊き込みご飯。お釜の蓋を開けた瞬間に松茸以上の香りが広がる。
「麻布十番 お川」さん
銀杏のカラーがアクセントになり見た目も美しい。鳥取湖山池産のシジミの汁とともにいただく。香り高いキノコの旨さを知る。
「麻布十番 お川」さん
〆は児島湾天然青鰻のうな丼。1キロ超えの鰻様なので、かなり肉厚でマッチョな肉質だ。
「麻布十番 お川」さん
10分蒸して、焼き、再び5分蒸したのちに焼き上げたのだそうだ。脂感くどすぎず、あっさりとした感じだが鰻の旨味は強い。皮も厚みがありパワフルな蒲焼だ。
「麻布十番 お川」さん
コースの〆は、甘味のデザートで終了となる。大きな天然鰻をいただくという貴重な体験をさせていただきました。お誘いいただいたM様、また同席していただいた皆様、ありがとうございます。
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探訪日：2024.11
「麻布十番 お川」
所在地：東京都港区麻布十番2-13-9 クレスト麻布 2F
営業時間：17:30～22:30(予約制)
定休日：不定休
電話：03-5484-5810
・お店のホームページ
https://www.azabuzyuban-ogawa.com/
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13238381/
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