うなぎ屋さん探訪324~中央区新富「しらゆき」

うなぎは大好物である。

うなぎ串が好きになったS氏と打ち合わせと言う名の飲みである。有楽町で待ち合わせ打ち合わせをしながら、新富町へ向かう。

うなぎ串がある新富町の「しらゆき」へ。有楽町から歩くと30分ほど程よい散歩と、店に着くころには打ち合わせも終わる。

店内はカウンター5席とテーブル3卓ほど。かなり照明が落とされた店内は和風バーといた雰囲気。散歩の後はやっぱり生ビールが飲みたくなる。生ビール琥珀ヱビスをお願いする。

メニューはとりあえずの、鰻の骨のからあげ。鰻串焼きは本数によってコースメニューがある。しらゆきコース(4本)1200円、雪コース(3本)900円。月コース(5本)1400円、華コース(7本)1900円。

他にはうまき、蒲焼、うな重もあり。鰻塩焼は蒸さない地焼のようだ。しら焼は蒸の入った関東風の白焼きだ。

とりあえずの鰻の骨のからあげ。やはり鰻串はフルコースで頂きたい。華コース(7本)1900円をお願いする。

お通しにはうざく。こういうお通しは嬉しい。

写真左から短冊、くりから。塩焼きでワサビとともにいただく。パリッとジューシーな鰻串だ。

写真左から、バラ、ヒレ、肝。なかなか太目のバラ串、これだけ集めるのは大変だろうなあ。ヒレ、このヒレ焼はニラを使っていない。表面サクッと中はジュワッとジューシーなヒレ焼。やや甘めだが、さっぱり系のタレとの相性もよし。鰻30尾分のヒレを使っているのだそうだ。肝焼き、焼き足りないこともなく焼きすぎず、ちょうど良い焼き加減、タレ焼。

写真左から、カブト、レバー。カブトは35分蒸すという。サケの中骨のようにホロホロと崩れる食感、美味。個人的にはレバーはパサッとしたものが多いので、あまり好みではないが、こちらのはレア焼きで美味。

店主はミャンマー出身、うなぎ歴は25年だという。こちらの「しらゆき」は2011年にオープン今年5年目になる。鰻串で一杯やってサクッと店を出る、粋だよねえ。丁寧な仕事が伝わってくる鰻串焼き屋さんだ。鰻串、一本あたりだいたい300円弱ほどだ。ちょっと気取った焼き鳥屋に行くのと同程度だ。通常の鰻屋さんでは廃棄する部位だが、それを集めて串焼きにしてくれるのはありがたい。鰻は本来捨てるところのない魚だ。店主にとっては大変な労力だろう、頑張ってもらいたいお店だ。

探訪日:2015.06

「しらゆき」
所在地:東京都中央区新富1丁目15-3
定休日:日祝不定休。要確認

・お店のホームページ
https://shirayuki.gorp.jp/

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13126945/

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