うなぎ屋さん探訪158~東京都豊島区「鰻家」

うなぎは大好物である。

新宿で早めに仕事が片付く、このところ、なんだか忙しい。
うなぎも食べたい。
都庁の地下通路から大江戸線に乗り落合長崎駅で気まぐれ下車。
地下鉄出口から屋外に出ると、雨。
本降りだ、いやあ面倒くさい。
冬の冷たい雨は、心身ともにダメージを受ける。

落合長崎駅から西武池袋線長崎駅方面へ10分弱歩く。
ネットでチェックしてあるリストの中より
長崎商店街にある鰻家さんに16時ごろ到着。
暖簾は出ていたが、休憩中だったようで恐縮。
東京都豊島区「鰻家」さんを探訪する。

カウンター4席、小上がり2卓6席。
小上がり6席におひとり様が贅沢に座る。
入口左側には立て場があり、鰻屋の雰囲気を演出する。
店内内装はきれいで、豪華な和風。
久しぶりの鰻なので、ちょっと奮発し特2800をお願いする。。
うな重梅は1800円より特上は時価だそうだ。

休憩していた主人と若さんが黙々と仕事にかかる。
15分ほど蒸しているだろうか、蒸し器の前では主人が微動だにせず。
着物姿の女将さんは、よい雰囲気。
やがて、主人が団扇を使って焼き始める。
と同時に焼きの香りが店内に広がる、わくわくする瞬間だ。

タレの焼ける香りと、ご飯を盛る音が聞こえるころに漬物と吸い物が運ばれる。
漬物は量が多めだ。

待つこと25分、うな重登場。
重箱を開けると、綺麗な焼き目が目に入る、丁寧な焼き目だ。
表面パリッと仕上げられた、やや厚めの身はトロッと柔らかだ。
皮目の脂のノリも程よく、あっさり上品系。
少々、山椒が欲しくなる。
タレはほんのり甘めの控えめタイプ。
ご飯の炊き加減はやや硬め、ほどよくタレがしみ込んでいる。
吸い物には肝はなし、柚子皮で香り付。

商店街のきれい上品な鰻屋さん。
冬の冷たい雨の中、長崎書店街をぶらぶら西武池袋線長崎駅に向かう。
駅までは徒歩で5分ほどだ。
今年も残り少なくなってきた
もうひと頑張りしておくか。

探訪日:2011.12

「鰻家」
所在地:東京都豊島区南長崎5-18-17
定休日:第2・3・4金曜

・お店のホームページ

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132101/13012445/

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