うなぎは大好物である。
年明け早々に山梨に行く仕事があり、夕食はこちらでと考えていた。過去に同じ店名「登喜和」の富士吉田店でいただいたことがあり、印象が良かったので同店名の大月のお店に行くことにする。「登喜和」さんは家族経営のおみせであり大月のお店はご主人と長男さんが営業し富士吉田店は奥さんと二男さんが営業している。後継者不足に悩む鰻業界なのに息子二人が鰻屋を営業するとは有り難い話である。
駐車場は敷地内に数台とめられる。店内は両側に座敷小上り席が4卓、テーブル席は2卓あるがコロナ対策としてテイクアウト専用のテーブルとなっている。建物は古いが綺麗に手入れがされている。並・上・特上のグレードで鰻自体は同じだが鰻の量とご飯の量が違うのだそうだ。メニューのには写真も載っていて分かりやすい。鰻を使った一品メニューもある。
待つこと25分、うな重特上登場。ご飯が見えないくらいの蒲焼の量に満足。
身の表面をサクッと仕上げてあり、脂ののった身はふっくらとトロッとした食感だ。ご飯の炊き加減もかためで好みだ。タレは薄めにかけてありお好みでタレ瓶から追加することが出来る。鰻の風味をタレが壊さないようにとの配慮を感じる。あっさりとほんのり甘いタレだ。
うな重特上を頼むとヒレ巻もついてくる。こんなのはあまり見かけない。長男店主が東京でヒレ巻を食して自分の店でも出したいと思ったのだそうだ、なんとも研究熱心だ。9尾分のヒレを使用したヒレ巻はサクッとシャリッとした食感がクセになる。塩の按配もよい。若い店主が受け継ぐ「登喜和」シリーズ今後の発展も楽しみにしたい。
「登喜和」
所在地:山梨県大月町花咲1677-7
営業時間:11:00~14:30、17:00~20:00
定休日:木曜日、不定休
電話:0554-23-1200
・お店のホームページ
・食べログでのお店の詳細情報。
>>いつもご覧いただき、感謝申し上げます。
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