うなぎは大好物である。
年末ムードの中、小淵沢方面に出張となる。出先に向かう前に、うなぎの食べ納めでもと思い諏訪に寄る。寄るといっても、軽く20キロ程はあるのだが、都心の20キロとは感覚が違う。長野県諏訪市「鰻 小林」さんを探訪する。
うなぎ小林本店は2006年に現在の場所に移転したのだそうだ。店の外観、店内も綺麗だ。
テーブル3卓、中央カウンター10席、座敷3卓ほど。和風レトロモダンな店内にはジャズが流れている。昼前だが、席は半分以上埋まっている。
四万十天然うなぎが売りのようだ3000円より。予算で注文するようだ、時価ですね。金銀鰻丼はあたらしいメニューのようだ。うな丼と薬味でいただくひつまぶしスタイル、銀は白焼き、金は蒲焼。他メニューはご当地らしく、馬刺しなどもある。うな重は特重2415円にする。
待つこと15分、うな重登場。二段重ねの重箱で登場する。上段には蒲焼、下段にはご飯、そのご飯の中に蒲焼がはいっている中入れ。上段の蒲焼は、ややしっかりした皮目で脂がのっている、厚さは普通よりやや厚い。下段の中入れ蒲焼は、ご飯で深蒸しされて、皮も柔らかく、身はトロ~としている。タレは、甘辛濃いめ、どちらかと言えば甘味がある。
肝吸いではなく、湯葉の吸い物がつく。漬物には奈良漬が入る、そして場所柄野沢菜。
そして小鉢がついてくる。一人または1テーブルに急須が置かれ、セルフでお茶のお代わりをする。
ここから10キロほど先の岡谷では、蒸さない鰻が主流だが、ここ諏訪界隈は関東風と関西中部風の蒲焼が混在しているようだ。オシャレな空間でいただく上品鰻でございます。
探訪日:2010.12
「鰻 小林」
所在地:長野県諏訪市四賀赤沼1958-2
営業時間:11:00~13:30、17:00~18:30
定休日:月曜日、火曜日、木曜日
電話:0266-54-7717
・お店のホームページ
http://unagikobayashi.jp/
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/nagano/A2004/A200404/20001043/
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