うなぎは大好物である。
相変わらず自転車でぶらぶらしているのだが江戸川の埼玉県側の土手サイクリングコースからチラリと見える。この土手道は車でも千葉方面に向かうには抜け道だったりするのでよく走ることがある。埼玉県側は吉川市、対岸は千葉県流山市となるあたりだ。土手にあるんですよ、店舗の外観も独特だ。
それでも川沿いの鰻屋はおいしそうに思えてしまうから不思議だ。最近完全に鰻の魔力にはまっている。さて、そうは言っても、なかなか入りづらいお店でございます。農家の一角にお店を作っちゃいました的なノリで探検する気分だ。昼は11：00からと入り口に張り紙がある、しかし暖簾が出ていない
勇気を出して入ってみる。
エアコンの効いていない店内には既に鰻の香りでいっぱいだ、壁なども煤で黒くなっている。どうやら出前のうなぎを焼いているらしい。夫婦2人での営業らしく、忙しそうにしている。夏の鰻屋は忙しいのだ。席に着くと奥さんが奥から扇風機を持ってきてくれる気遣いが嬉しい。
古い昭和な雰囲気がバリバリの店内ではあるが小奇麗にしていて嫌な感じはしない。さて、選ぶほどメニューはないので￥1,500のうな重を注文。待つこと10分程でうな重登場。
皮はパリパリではないが歯ごたえのあるしっかりした皮。身は厚めでふっくらやわらか、タレは味醂の効いた甘め。ご飯との相性もばっちり。これ好きなやつだ。関東では珍しい蒸していない地焼のうなぎだ。おれはこういうのが好きなのかもしれない。
関東では独特マニアックなうな重が食べられるお店です。食事を終え店を出るとき、店主が見送ってくれた。どうやら車で出前に行くようだ。
探訪日：2008.08
うなぎ「江戸一（えどかず）」
所在地：埼玉県吉川市大字平方新田1079
定休日：金曜日
・お店のホームページ
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/saitama/A1102/A110203/11006262/
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