うなぎ屋さん探訪121~長野県岡谷市「観光荘」

うなぎは大好物である。

年に一度、付き合いの長い友人家族と旅行に行く。今年は、蓼科だ。
帰り道、諏訪湖に寄る、岡谷の釜口水門周辺の雰囲気が好きだ。

帰路は渋滞を避け、夜に帰ることにする。
夕食のため、川岸駅方面、やなのうなぎ観光荘さんへ。
創業は江戸時代。諏訪湖天竜川の”簗場”が由来だそうだ。
長野県岡谷市「観光荘」さんを探訪する。
※2010年の記事で観光荘さんが店舗リニューアルをする前の記事でございます。

観光荘とはホタルの光を見るための建物から由来しているのだそうだ。
天竜川沿いに建てられた建物も、風情がある。
こまかい気づかいと、暖かい接客。
アットホームながら、店のオペレーションは、
インカムなど駆使してシステマチックだ。

18:00過ぎに到着、お客さんも入っている。
ノンアルコールビルを注文するとお通しには
鰻の頭、ワカサギのから揚げ、鰻の骨せんべいが出てくる。
どれも甘めのタレでの味付け。
頭は初めて食べる、よく揚げてあるので硬くなく
サクッとした食感だ。

うな重松大盛り2700円+大盛りはサービスを注文。
このところ、大盛りにしているが、食べすぎだ。
あとは、ミニうな丼(一切)1200円、蒲焼一人前(三切)とごはんを注文。
メニューは鰻の量がきめ細かい設定なので、自分流に食べる量を調整できそうだ。
他にしゃきまぜ丼、やなまぶし丼、辛いうな丼など
珍しいメニューも豊富だ。

待つこと20分うな重登場。
皮はパリパリ、身は厚めでジューシーそしてトロッとしている。
蒸さない鰻独特の濃厚な食感だ。
タレは甘い。ご飯は硬すぎず柔らかすぎず。
とにかく、うなぎにボリューム感がある。
ご飯は並盛でよかったかもしれない。

漬ものには野沢菜が付く、さすが長野だ場所柄だ。
薄目の野沢菜は、こってりした鰻にはよく合う。
肝吸いは炙った肝が入っている。

店を出る頃には、あたりはすっかり暗くなっている。
しかも、雨が降ってきた、山の天気は変わりやすい。

探訪日:2010.09

「観光荘」
所在地:長野県岡谷市川岸東5-18-14
定休日:木曜日

・お店のホームページ
http://www.kankohso.co.jp/

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/nagano/A2004/A200404/20000014/

コメント

  1. […] 今更ながら2017年3月にリニューアルオープンしたという観光荘さんを訪ねてみた。看板も新しくなり店の入り口も変更になった。前の観光荘さんの記事 […]

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