うなぎは大好物である。
千葉市に用事があるので、昼時に我孫子に立ち寄ることにする。我孫子の街は江戸時代には水戸街道我孫子宿として栄え、手賀沼周辺にはかつて別荘などで賑わっていた街らしい。古墳や手賀沼散歩、白樺派発祥のちとして文人を巡る散策コースなども整備されている。
駅近くのコインパーキングに車を駐車し近くの「うなぎ おがわ 我孫子店」さんを探訪する。湖北にある「うなぎおがわ」が本店となるそうだ。お店の外には「鰻福感」ののぼりがある。これは名古屋のうな豊さんの大将が中心となり鰻屋さん同士の情報交換の場として立ち上げた「鰻福会」さんの証だ。うなぎ愛好会では過去に「鰻福会」さんとのコラボレーションをしたことがあるのでこちらの記事もご参照。
店内はカウンター6席、テーブル4卓、奥にもテーブル席がある。静かなBGMでゆったり気分でメニューに目をやる。メインとなるのは愛知県三河産のブランドうなぎである鰻咲と和匠。そして通常の三河産の鰻とそれぞれ並、上、特上、二段のグレードがある。並は0.5尾、上は1/3尾、特上は1尾となる。その時に良いものを仕入れているとのこと。今の時期は和匠の新子が入っているとのことで、和匠の特上を関東関西の食べ比べで願いした。こちらでは、上と特上に限り半々で関東関西の食べ比べが楽しめる。
入口付近に調理場があり、割いているところを覗かせていただいた。
待つこと25分和匠の特上が登場。重の手前が蒸した関東風、トロトロの食感で皮までトロトロ。深蒸し焼きは浅い。奥は蒸さない関西風、蒸してないので皮はパリっと身はサクっと仕上げてある。関東と関西の違いはこちらをご参照。
関西風の蒲焼には甘いタレが合うと個人的には思う。こちらでもタレは甘め寄りだが濃すぎない、わりとあっさりとして、脂ノリも上品で程よくうなぎの旨味を十分楽しめる。関西風の白焼きで一杯やりたくなる。
関西風と関東風どちらが美味いかでは無い。自分の好みの選択でしかない。店主は若く探求心も旺盛。川魚問屋出身で鰻については知り尽くした店主だ。問屋時代に自分で鰻を焼き、焼き方を思考錯誤してきたのだそうだ。
研究熱心な店主の今後の発展楽しみなお店の一つだ。
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「うなぎ おがわ 我孫子店」
所在地:千葉県我孫子市本町1-2-3 青木ビル 1F
営業時間:11:00~14:00、17:00~20:00
定休日:月・木曜日
電話:049-262-5321
・お店のホームページ
・食べログでのお店の詳細情報。
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