うなぎは大好物である。
先月(2016年2月)の鰻福会×うなぎ愛好会の親睦会にて対面で席をご一緒させていただいたのが東京都小平市の「藤乃」の店主である藤野さん。
鰻屋さんが集まる会合の中、とても熱心に他の鰻屋さんに技術的な話を聞いていたのが印象的だった。そして、私たち素人にも分かりやすく教えてくれた。お客様に、「もっといいものを出したい」を追及したいのだそうだ。
その時、動画でうな丼が出来るまでを撮らせていただけないかとお願いをしていた。
今日の夕方に新所沢の『鈴』さんへのお誘いをいただいた。西武線沿線だ。鰻福会さんに名を連ねる鰻屋さんは熱心な方ばかりだなので先日の親睦会でお会いしたお店へは一度は行きたい。うな旅の計画を練ってみる。鷹の台の「藤乃」さん、ひばりが丘の「鰻のまこと」さん、そして夕方には新所沢の「鈴」さん。
当日、武蔵野線の新小平から散歩がてらちょっと歩こうと思い新小平駅からスマホで「藤乃」さんの住所検索をして歩き出した、スマホによると約30分、待ち合わせ時間ピッタリの予定。30分ほど歩いて新しい住宅街に入ったところでスマホの道案内が終了。あれ、迷った。西武拝島線の東大和の駅付近のようだ。住宅街から広い道路に出てタクシーで「藤乃」さんに向かう。約束の時間にちょっと遅れてしまった。女将さんに聞くと小平市小川町は細長く広く東大和のほうも小川町なのだそうだ。どうやら番地の入力を誤っていたようだ。
お店に着くと、牡蠣殻の入った火鉢の上に木製の看板。
店内に入ると入口で履物を脱ぐ。下駄箱の上の手作りコースターは女将さんの手作りなのだそうだ。アットホームな雰囲気で居心地がよい。
調理場前の掘りごたつ式のカウンターに座らせていただき早速うな丼が出来るまでの動画を撮らせていただく。ご厚意に感謝でございます。
自分たちがこれから、いただくうな丼の調理の工程を見られるというのは、なかなかできない体験だ。自分は歩き回って腹も減っているので5pサイズの蒲焼をお願いした。蒸の工程に入ったところで、着席し昼のビールを満喫する。
待つこと30分、割き立て焼きたてのうな丼登場。うまい鰻を食べようと思ったら最低このくらい時間はかかる。身も皮もトロッと柔らかく、川魚の風味とともにフワッとした食感。タレはやや辛めのサッパリ系味醂の甘み。ご飯の炊き加減もややかためで好み。
うな丼だけではなく、小鉢類もいくつかついてくる。おひたし、サラダ、奈良漬が入りの新香、ミニプリンまでつく。見た目も華やかで、店内に女性客が多いのも納得だ。お刺身をいただきながら、ちょっとだけ熱燗をいただく。
そして、お代わりまで。そう、どうにも居心地がよいのだ。そして好きな鰻と旨い刺身、最高のランチだ。
昼のお忙しいところ、お伺いして対応してくださった店主の藤野さんをはじめ「藤乃」を切り盛りする皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございます。
探訪日:2016.03
「藤乃」
所在地:東京都小平市小川町1-1059-6
営業時間:12:15~19:30(土・日12:15~20:00)
定休日:月曜日
電話:042-345-2227
・お店のホームページ
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tokyo/A1328/A132804/13183288/
>>いつもご覧いただき、感謝申し上げます。
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