うなぎ屋さん探訪277~埼玉県杉戸町「高橋屋」

うなぎは大好物である。

創業は明治初期「藤喜柴雲亭」という屋号ではじめたそうだ。1910年(明治43年)に現在の「高橋屋」となったそうだ。天然うなぎの天ぷらを名物として、現在4代目。

杉戸駅と言って分かる人は少なくなってしまっただろうか。今は東武伊勢崎線、いや、これも名前が変わったんだ。東武スカイツリーラインの東武動物公園駅。古くは日光街道杉戸宿だ。

杉戸駅東口を出て古利根川の橋を渡り左側にお屋敷のような割烹料亭がある。お座敷のある建物は当時のままなのだとか。

一般席はカウンター7席、テーブル6卓ほど。静かな琴のBGMで、和風モダンな店内だ。きれいな和服姿の女将さん?が出迎えてくれる。実は後に聞くと仲居さんなのだとか、豪華な着物の仲居さんである。

メニューはうな重御膳3100円。御膳的なメニューが中心で豊富、その日のおすすめや、割烹コースなど。受け継がれた、うなぎの天ぷらもある。

待つこと15分、うな重登場。皮は薄く柔らかい。
身は薄め、ほくっとして柔らかい。切り身によって身のトロ感が違うが脂もしっかり落とされた、さっぱりした蒲焼きだ。タレは醤油系甘辛コくあり。タレは薄めにしてあり、お好みで継ぎ足してくださいとのこと。

全体的なバランスのよい、あっさりうな重でございます。きれいな仲居さんの笑顔との気配り割烹料亭でのんびりゆっくりできる時間でございます。

探訪日:2014.06

「高橋屋」
所在地:埼玉県北葛飾郡杉戸町杉戸3-10-6
定休日:不定休

・お店のホームページ
https://www.takahashiya.org/

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/saitama/A1104/A110402/11020100/

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