うなぎ屋さん探訪258~東京都台東区「浅草うな鐵 国際通り店」

うなぎは大好物である。

どぜう飯田屋を後に、こんどこそ帰るぞと歩き出す。
ところが、つくばエキスプレス浅草駅のある交差点を
渡ったところに浅草うな鐵国際通り店があるではないか。
ビルの一階にある店の外観はモダンな雰囲気。
そうそう鰻串焼きで一杯やりたかったんだ、と思い出す。
でもいい加減帰れよ自分。
店の周りに貼ってあるメニューを見ていると
鰻串五種セット1650円を見つけてしまう。

本店は東武浅草駅前にあり、こちらの国際通り店の二店舗を展開する。
店内はカウンター8席と2卓ほどと、二階席がある。
創業は1980年(昭和55年)、ひつまぶしが売りとのこと。
タレ味の「浅草ひつまぶし」は関東風ひつまぶしながら蒸さずに焼く。
名物「塩ひつまぶし」は藻塩を使った塩だれでいただくのだそうだ。
「浅草ひつまぶし」「塩ひつまぶし」ともに登録商標済みでブランド化している。
うな鐵の屋号は多い、池袋のうな鐵との関係は流れはあるが経営的には別とのこと。

とりあえず、生ビールでちょっとさっぱりしたい。
メニューは豊富。
名物のひつまぶしから、うな丼、うな重。
鰻の串焼き、野菜串、鶏串などがある。
鰻串五種セット1650円をお願いする。
焼には備長炭を使用しているとのこと。

カブトとレバー
ホロホロと柔らかいカブト、タレはコクのある甘辛濃いめ。
レバーはホクッと柔らかい。

短尺、肝焼き
プリッとした食感の短尺、タレ焼。
苦みのきいた肝焼き、タレとの相性もよい。

ヒレ巻
しっかりとタレが染み込んだニラ入り。

カウンター上の冷蔵ケースには
仕込み終わった串類が並ぶ。
酔いがまわってきた、カメラのピンも合っていないだろう。
なんでこんな飲んでるんだ?仕事は山積みだというのに。
この忙しい時に会合で一杯やっておかしなテンションなのか?
なんてことを考えていると、お客さんが入ってきた。
L字型の角隣に座り、一杯やり始めた。
このシチュエーションでつい話しかけてしまう。
弁理士の先生で特許事務所をされている方だそうだ。
久しぶりに来店したそうだ。

カウンター上にあった銀杏が気になり
銀杏とカブトをお願いした。
お隣さんは日本酒を飲むというので
同じものをいただく。梵純米55福井の地酒だ。
なかなかサッパリした辛口ながら旨味もあり。
飲みやすいねえ。
このあたりから、ろれつがまわっていなかった気がする。
たぶんこれを二杯飲んでいるようだ。
おつきいただいた弁理士先生に失礼はなかっただろうかと
お名刺までいただき、いまごろ気にしているところでございます。

お会計4480円を支払って店を出る。
おいかわらず、寒い小雨も降っている。
飲んでも家に帰るまでは記憶はしっかりしているほうなのだが
この日は、このあとどう帰ったかあまり覚えていない。
酒に飲まれている。
どうやら、帰宅途中にメールで奥さんと実弟に絡んでいたようだ。
いかんなあ、この場を借りてお詫び。
酒は飲んでも飲まれるなでございます。気をつけます。

探訪日:2014.03

「浅草うな鐵 国際通り店」
所在地:東京都台東区浅草1-43-7
定休日:

・お店のホームページ
http://www.hitsumabushi.com/

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13003651/

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