うなぎ屋さん探訪245~栃木県宇都宮市「川蝉」

うなぎは大好物である。

宇都宮に出張、昼食に川蝉に行くことにする。
お店近くのコインパーキングに車を止る。
時間は11:30開店直後だ。

昭和的建物の店の引き戸の取っ手は飾り取っ手だ。
入口に小学生以下のお子様はお断りと記載がある。
既に二人カウンター席に座っている。
空いているカウンターに案内される。
ややゆったりと座れるカウンターだ。
店内はカウンター席5席、テーブル席1卓。
二階には座敷、個室があるようだ。
昼前、次々とお客さんがやってくる
既にカウンター席は満席、二階の座敷へと
案内している。予約のお客さんも多いようだ。

昭和レトロな懐かしい感じの店内
古くも趣がある。
カウンターの上には剣菱の樽酒。
江戸時代のものであろう火消の飾り。

昼のメニューはシンプルだ。
うな重竹2835円、松3465円。
うなぎの重量、大きさが違うとのこと。
蒲焼、白焼とそれにご飯がついた
白焼御飯、蒲焼御飯がある。
夜には酒の肴系のメニューがあるとのこと。
うな重松3465円をお願いする。

うな重のグレードが二種類だと
上のグレードを選んでいる気がする。
ただ、三千円代以内であること。
二種類以上だと店員さんに相談して
真ん中のグレードを選んでいる気がする。
店員さんが薦めるのが真ん中のグレードが多いのだ。
あんまりにも種類が多いお店は悩んで選びきれない
そんな時は、一番下のグレードを
選んでいる傾向にあるようだ。
他のお客さんもうな重松を注文している。

そんなことを考えていると
女将さんがお茶を運んできてくれる。
小判のような鉄製のお茶請け。
ほんのり甘みのある日本茶だ、
玉露ってことはないだろうが旨い。
女将さんがまめにお茶を継ぎ足してくれる。
「お茶が美味しいですね」と女将さんに伝えると
うなぎも美味しくいただけますようにと素敵な笑顔。

カウンター内の調理場では
二人の職人さんが仕事をこなす。
着ている白衣、白帽がいかにも職人という雰囲気。
元気にあいさつ、ちょっとした気配り、気さくな職人さんだ。

待つこと25分、うな重登場。
皮は薄くパリッとしている、パリパリの皮だ。
これはくせになる皮の食感。
身はやや厚みのある身。
ホロッとした感じの柔らかい身だ。
甘い身の旨味が出る、脂のノリもよく
程よいボリューム感がある。
タレはほんのり甘め、控えめなタレ。
うなぎ、タレ、ご飯のバランスよし。

日本茶が旨い。
女将さんの気遣いが嬉しい。
会計時にコインパーキングの
割引券をもらう、ありがたい。
夜は夜の雰囲気で賑わうことだろう。

探訪日:2013.12

「川蝉」
所在地:栃木県宇都宮市大通り5-1-19
定休日:日曜・祝日

・お店のホームページ

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tochigi/A0901/A090101/9000024/

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