うなぎ屋さん探訪119~茨城県土浦市「うなぎの山中」

うなぎは大好物である。

午前中には用事が片付いた、せっかく茨城まで来てるので
霞ヶ浦でも見ていくかと、国道6号線を土浦方面へ。
土浦駅を過ぎ、湖北あたりでうなぎの山中さんの看板を発見。
看板に誘われ右折する。

霞ヶ浦の湖畔はレンコン畑が広がっている。
どうやら道に迷ったか?
レンコン畑の中をうろうろする、しかも未舗装路だ。
なんとか、湖畔にたどりつき、景色を眺める。

そうそう、うなぎ屋へ行くんだった。
しかしこんなところにうなぎ屋があるのか??
また、レンコン畑の悪路をうろうろすることになる。
お店らしき広い駐車場に着いたここだ!
このあたりから、舗装路だ。
茨城県土浦市「うなぎの山中」さんを探訪する。

お店に入るとおばあちゃんが、出迎えてくれる。
「暑いねえ~」と。
店内はテーブル4卓、小上がり2卓
トイレと調理場はカヤブキ屋根の離れの建物。
店内と離れの間の庭にも、屋外用のテーブルなどがあり
食事ができるようになっている。丑の日には満席になるのだろうか。

メニューはうな重上2000円とうな重特上2500円のみ。
他、どじょう、天ぷらなどがあるがシンプルなメニューだ。
うな重特上2500円を注文。

待つこと15分、うな重登場。
表面にはしっかりと焼き目がつけてある。
肉は厚め、箸で切るのに苦労するほどの、プリプリいやブリブリ固めのうなぎ。
関東では珍しい蒸さないうなぎだ。
関東でも東関東~北関東界隈では、蒸さないうなぎ地焼きの鰻にお目にかかることができる。
厚めの肉は噛めば噛むほど、うなぎの味と独特な旨味ジューシー感が出てくる。
ムシャムシャと食べるタイプだ。
トロッとした感じは全くなし。タレは甘辛系だが、鰻に負けない濃厚なタレだ。
肝吸いは、しょうゆ系で味は濃いめ。

うなぎの蒲焼、調理の仕方でこうも違うものかと、感心してしまう。
関東風の深蒸しトロトロ鰻とは真逆の
関東土浦地焼きのブリブリ超マニアックなうなぎでございます。
霞ケ浦とレンコン畑に囲まれた場所柄もこれまたマニアック。
所変わればお店変われば出てくるうな重の姿かたちが違うのだ
これだから、うなぎは面白い、やっぱりこの探訪はやめられない。

探訪日:2010.08

「うなぎの山中」
所在地:茨城県土浦市手野町石田497
定休日:木曜日

・お店のホームページ
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/ibaraki/A0802/A080202/8001037/

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