うなぎは大好物である。
毎晩の晩酌は生レモンサワーに決まってきた。採れたてのレモンをサワーにしたら美味いかなと思い南房総にレモン狩りができるという農園を見つけたので行ってみることにする。
外出したら鰻をいただきたい。館山道から一般道へ外房へ抜けて、外房の和田浦方面へ。フラワーラインの入り口付近にある「新都」さんに入ることにする。駐車場も広く運転が下手な私でも上手に駐車できた。
入り口を入ると、紙造形で作られたうなぎちゃんが出迎えてくれる。同県内の作家さんが作ってくれたものらしい。鰻愛のある方がくるお店のようだ。
店内は静かなBGMがながれカフェ風な内装。天井が高く広々とした配置だ。テーブル席、カウンター席、小上がり席、大広間といろいろなシーンに対応できるお店のようだ。
40代の若い店主は北陸の和食店で修業し2014年に先代の代からの建物を改装して新規店舗を開店したのだそうだ。和食からの職人さんなのでメニューも面白い。ここ和田町はクジラが採れることからクジラの街としても有名だ。「新都」さんでは鰻とクジラのコラボレーション的メニューが楽しめる。ワインなど酒類も豊富に取り扱う。
今日の鰻は愛知と鹿児島県産とのこと。ちょっと表記ぐ分かりづらいが鰻の量でグレードが変わる。せっかくなのでクジラの刺身も楽しめる「新都セット」を注文した。
鰻ができるまでお客様が楽しめるようにと、鰻に関する本などが置いてある。海岸までは50メートルほどサーファーのお客さんも多いようだ。接客もゆったりとのんびりととても癒される空間だ。
待つこと30分、「新都セット」が登場。鮮度がよさそうなクジラの刺身だ。重箱の蓋をゆっくりと開けると鰻の香りがフワッと広がる。
クジラの身がとろける。上質な肉質だ。クジラがこんなに旨いと思ったのは初めてだ。クジラと鰻の共演、多分ここでしか楽しめないメニューだ。
炭火で丁寧に焼き上げられ、フワッとトロっとした身に仕上げてある。鰻を引き立てる醤油香る控えめでシンプルなタレ。ご飯はやや水分多めだぎ許容範囲。というかご飯にタレをまぶすのが新都流なのだそうだ。
ちなみにカミさんが注文したのは「限定うな御前」。ミニ蒲焼と大ぶりの赤海老の刺身、茶碗蒸しなどががついてくる。いろいろなものをちょっとずつ楽しみたい人にはお勧めだ。
「限定うな御前」のデザートとして出てきたのは、フキノトウのアイス。ほろ苦さのあるちょっと大人のアイスに仕上がっている。なんとも優しいお味に癒される。
店主は野菜ソムリエでもあり食材にも精通している。細部にまでこだわり丁寧な仕事で楽しませてくれる、外房海辺のうなぎ屋さんだ。近くの道の駅でクジラを土産にする。
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「新都」
所在地:千葉県南房総市和田町海発1591-17
営業時間:11:30~15:00、17:00~21:00(木11:30~15:00)
定休日:火曜日
電話:0470-47-2131
・お店のホームページ
http://www.shinmiyako.jp/
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