うなぎ屋さん探訪402~山梨県甲府市「うなぎの竜由」

うなぎは大好物である。

2016.02.25に行われた鰻福会×うなぎ愛好会「第三回うなぎ愛好会の集い」でご一緒させていただいた甲府の「うなぎの竜由」の二代目と三代目店主。山梨出張の折に寄らせていただいた。

甲府昭和インターからは近く、広めの駐車場が完備。高速を途中下車して立ち寄るのにも便利な立地だ。

入口横が調理場、焼き場。店内は、テーブル席3席、カウンター6席、大小の座敷個室がある。BGMはスロージャズ、一杯やりたくなる雰囲気だ。

メニューは、地産地消がキーワード。鹿肉たたき、さくらもつ煮込み、甲斐茜鱒など甲州の地場の素材を使った酒の肴メニューがある。

うなぎ系では、きも煮、きもわさ、うな肝と季節野菜のアヒージョなど、これまた酒に合いそうなメニューがある。

甲州ワインをはじめ日本酒のラインナップに七賢や谷桜が並ぶあたりは甲州ならでは。

うな丼は1700円より、うな重梅2500円、竹3500円、腹の肉だけを串打ちした「いかだ重」もある。甲府は関東圏、蒸した関東風が主流なのだが、こちらでは、関西風の蒸さない地焼もできる。店主が関西に行き研究したのだそうだ。関東関西と両方楽しめる店は少ない。あえて、蒸さない地焼うな重をセレクト。

地場の素材をツマミながら待つ。これまた、一杯飲みたくなる山菜だ。

待つこと20分、うな重登場。皮はパリッと身の表面はサクサク。サクサクの中に鰻の脂がつまりジュワーっとした食感。

タレは醤油系やや辛めあっさり。これが身のジューシー感と合う。中部風に細かく刻まれた蒲焼、食べやすい。やっぱり関西風も関東風もどちらも好きだなあ。

季節の一品として、自家製クワの実ジャム。サッパリする。地場の素材を使用したメニューも研究中なのだそうで時期によって、いろいろな試食キャンペーンも行っている。

「うなぎの竜由」の二代目と三代目店主。鰻屋さん同士の情報交換の場である「鰻福会」に所属する、研究熱心な店主だ。後継ぎ問題で悩む鰻屋さんが多い中、若い二代目と三代目が継いでいるのは嬉しいところ。二代目店主は、「うなぎ愛好会」のバッチを毎日つけて仕事してくれているという、ありがたい。

探訪日:2016.06

「うなぎの竜由」
所在地:山梨県甲府市徳行2-1-3
定休日:水曜日

・お店のホームページ
http://unagi-tatsuyoshi.com/

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/yamanashi/A1901/A190101/19003755/

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