うなぎ屋さん探訪352~東京都渋谷区「渋谷松川本店」

うなぎは大好物である。

渋谷スクランブル交差点にある鰻屋「渋谷松川本店」1951年(昭和26年)の創業、渋谷の駅前にはまだ高層ビルが無かったころだ。

直営支店として東急東横店があり姉妹店として「ひょっとこや」がある。夕方のスクランブル交差点は人が多い。暖簾をくぐるために人にぶつからないように気を付ける。

店内は細長い、鰻の寝床のようだ。内装はブラックと抹茶グリーンの和風モダン。1階はテーブル6卓ほど、2階には個室もあるようだ。店員さんは着物で接客。人ごみの交差点の近くだということを忘れそうだ。

メニューは、鰻重(菊)2367円より。(桃)2916円(桜)3456円(藤)3996円(葵)5076円とグレードの刻みが細かく税込とはいえ値段設定も細かい。
一尾分のるのは(桜)からとのことグレードで鰻の量が違う。限定で二尾分のいかだ重もある。
他には天ぷらや刺身などもある。

待つこと15分、うな重登場。
皮、身とも柔らかい。焼はやや強めで、ホクッとした身。脂がよく落とされ、あっさりさっぱりした蒲焼だ。タレは醤油系辛め。身にタレがよく染み込んでいる。特に尻尾の部分によく染み込み凝縮されている感じだ。

肝吸いが付く。肝吸いの肝は炙られた肝が入る。そして口直しに、ぜんざいがつく。渋谷の雑踏とドア一枚で隔離された空間だ。

探訪日:2015.08

「渋谷松川本店」
所在地:東京都渋谷区宇田川町22-1
定休日:無休

・お店のホームページ
http://www.unagi-matsukawa.co.jp/

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13013266/

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