うなぎは大好物である。
大井川の共水うなぎを食べさせてくれるお店が近くにあるようなので行ってみることにする。共水うなぎとは知る人ぞ知る幻の養殖ウナギと言われるブランド鰻だ。後に私はこの共水うなぎが好きになりいろいろ調べていくので詳しいことは後の記事に任せたい。
探訪はすっかり日が暮れてからになってしまった。最寄駅はJR東北線の東大宮の駅となる。昭和風の鰻屋さん風情な外観。
店内は綺麗に手入れが行き届いていて仕切られた座敷に通された。お茶とお箸が出される、お茶がおいしい。うな重は竹、上、特上の3グレード、それぞれ鰻の量が違うようだ。
注文後に調理をし始めると書いてある、待つのは知っている。
待つこと40分。肝吸い登場の後、まもなく、うな重が登場。ひとつひとつが実に丁寧である。お重を開けると、炭火の香ばしい香り。皮はやわらか、身はものすごく厚いわけではないがフワトロ。箸で持てるか持てないかくらいの超フワトロだ。トロトロはもちろんだが、ボリュームのあるフワフワ感がすばらしい。タレは甘辛系濃い目で好みである。
臭みもなくおいしく頂いた。こういう鰻には山椒はかけない、せっかくのブランド鰻の風味を楽しみたいからだ。今までにないフワフワ感に主人の仕事の丁寧さ繊細さを感じた。
丁寧な接客対応でとても気持ちのよい時間を過ごせた。
探訪日:2008.12
「笹家」【閉店】
所在地:埼玉県さいたま市見沼区東大宮1-76-1
定休日:水曜日
・お店のホームページ
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/saitama/A1101/A110103/11003372/
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