うなぎは大好物である。
創業1907年(明治40年)の浜名湖の「大和養魚」さんを見学させていただきました。
浜松で鰻の養殖が始められたのは1891年(明治24年)。服部倉次郎氏が浜松で本格的に養殖を始めたのが1900年(明治33年)多くの養殖業者が浜松を離れる中「大和養魚」は超老舗と言ってよいだろう。
東海道線、舞阪駅と弁天島駅の中間あたりに位置する。「大和養魚」は養殖業だけでなく自社で加工販売まで一貫して行っている。
餌の製造工程も見せていただく。飼料の配合具合などとても気を遣う作業なのだそうだ。機械化が進んでいると言っても、やはり重労働だ。
餌やり風景。二重のビニールハウスの中は、高温で蒸し暑い。背中の「鰻人」は(うなんちゅ)と読み大和養魚で鰻に関わる全ての人が「鰻人」(うなんちゅ)と呼ばれている。鰻のプロの証なのだそうだ。
鰻の色が綺麗な色をしている。よく見ていると、餌の中に潜れないで、もたもたしている鰻もいるようだ。
養殖池の底が土というのもここの特徴だろう。バクテリアが住みやすい環境を作り良質な水環境を保つのだという。水車は酸素を取り入れるために不可欠な設備だ。大和養魚で養殖加工された商品は通販で購入することもできる。
「大和養魚」さんのホームページ
http://www.daiwaeel.com/
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こちらは、鰻まぜごはんの素~腕自鰻。
炊き立てのご飯に混ぜるだけ。お手軽鰻レシピとなる。この混ぜご飯の素をパスタなどに混ぜても美味とのこと。
大和養魚の女性社長さんは、食べ方レシピにもこだわりがあり新しい商品の開発に力を入れている。お忙しい中、いろいろ教えていただき感謝申し上げます。
探訪日:2015.05
「大和養魚」
所在地:静岡県浜松市西区篠原町18303-9
・お店のホームページ
https://www.daiwaeel.com/
・食べログでのお店の詳細情報。
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