うなぎタレを作ってみる2

タレに欠かせない醤油。
醤油の歴史については、うなぎの食文化 その2でちょっと触れている。

醤油の発祥は鎌倉時代の紀州。
紀州由良禅寺「興国寺」の開祖法燈円明國師が、中国の金山寺から持ち帰った金山寺味噌を健康食として醸造していた。
金山寺味噌を醸造過程で使われる野菜から余分な水分(たまり)が染み出てくる。その樽に溜まった水分である(たまり)で食べ物を煮ると美味しいということが発見され、調味料としての醤(ひしお)への改良がされ、湯浅の溜まり醤油が日本の醤油の起源と言われてる。

その頃、すでに湯浅醤油は自家用以外に商品として製造されており1645年(正保02年)には関東進出、ヤマサ醤油(銚子)創業するに至る。

湯浅では最古の老舗、1841年(天保12年)創業「角長」の湯浅手づくり醤油をお取り寄せしてみた。

醤油発祥の地、紀州のこいくちしょうゆとはいかに。保存料・化学調味料一切使用しておらず
生きた醤油とのこと。開封後は冷蔵保存するように記載されている。

原材料は大豆・小麦・食塩・砂糖・味醂
ちょっとなめてみると、こいくちしょうゆだ(笑)砂糖と味醂でコクがでている、旨味のある醤油だ。

関東では定番のキッコーマンのこいくちしょうゆと比べると、やや色が濃く、丸みのある感じのお味。

しかし、タレをつくる過程で醤油に熱を加えた時の味の変化もまた醤油によって違うからこれまた奥が深い。恐るべし、醤油。

楽天でお取り寄せが出来ます!気になった方、是非一度醤油の起源の味をお試しを。
賞味期限は2年間

2014.3

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