うなぎ屋さん探訪262~東京都港区新橋「まほろば」

うなぎは大好物である。

時間は20:00まえ、中井のくりからで、うまい串焼きでよい気分になり
もう一軒ということで、新橋へ移動。

新橋駅を降りるとさらに雨足が激しくなっている。
とりあえず朝からのうなぎ串焼きツアーは
どちらかがギブアップするまで続く。

新橋駅から歩いて5分ほど、まほろばへ。
ビル1階の奥の入口を入る。
カウンター席10席、テーブル2卓ほど。

土佐の鶴辛口熱燗を注文する。
若い店主は高知出身。
地場のこだわり素材を調理して提供するのだそうだ。

ヒレ巻、1本150円。
ヒレ巻とニラはよくあるのだが、
こちらヒレ巻とニンニクの芽で焼く。
ひかえめなタレでいただく。

卓上にも山椒はあるのだが
巨大なミルに入った山椒がでてくる。
なかなか香りよくしびれ感もあり。

冷酒土佐の鶴純米をいただく。
やや辛めの日本酒感あり。

肝焼き、1本250円。
苦み感とサッパリしたタレ。
プリッと柔らかい肝焼き。

短冊、1本400円。
蒸されて柔らかな短冊串。
タレ、塩、醤油焼から選べる。
塩焼きでいただく。

そろそろ鰻串ツアーのシメだ。
移動をしながらだからなのか、さほど酔いは回っていない。
しかし腹がいっぱいになってきた。
それでもなんだか米が食べたくなるから不思議だ。
ひつまぶし2100円をお願いして
本日のしめくくりとする。

名古屋系のプリッとタレが凝縮されたような鰻ではないが
あっさりととろける感じの鰻が刻まれてご飯の上にのっている。

一杯目、そのまま茶わんによそっていただく。
海苔とアサツキを軽くまぶして。
二杯目も同じく、ちょっとワサビを添えて。
自由に食べればよいのだそうだ。

三杯めは、出し汁をかけて茶漬けにしていただく。
良い出しが出て蒲焼と合う、なんとも贅沢な食べ方だ。
同行した仕事関係のうなぎ串好きの彼には
よくご飯が食べられるなと、少々あきれられるが。

飲み屋激戦区新橋で頑張る、郷土愛を感じる若い店主
高知のうまい鰻と米でいつまでも頑張ってほしいと思う。

今回の朝から鰻串ツアー、計4軒にて終了。
昼のうな丼でちょっとペースが乱れたものの
予定していた蒲田、平和島に行かれず残念。
夜のみ提供のメニューもあり、
串焼きで一杯は基本的に夜がおすすめである。
また、こう何軒も回りながら飲むというのも
どこか落ち着かず、自分はどっしりと腰を据えて
飲むタイプだなあと再認識。
鰻串好き仕事関係のS氏、お疲れ様でした。
是非また、やりましょう。

探訪日:2014.03

「まほろば」
所在地:東京都港区新橋2-2-4 パイオニアビル2 1F
定休日:土曜日・日曜日・祝日

・お店のホームページ

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13119188/

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