うなぎ屋さん探訪255~東京都品川区「三代目 むら上 大井町店」

うなぎは大好物である。

本日は午後から品川方面で用事がある。
大井町駅で降り歩いて五分ほどの三代目むら上へ行く。
路地を入ると中華そば吉兆があり行列を作っている。
そのななめ前に三代目むら上大井町店がある。

1947年(昭和22年)村上万太郎氏が現在の大井町イトーヨーカ堂近くで
立ち飲みスタイルの鰻串焼き店として創業。
1979年(昭和54年)区画整理により現在の東大井に移転。
二代目村上登美雄氏の味を引き継ぎ、2009年(平成21)年三代目むら上として
店内を新装し営業をしている。
現在は大井町店と大森駅近くの大森山王店の二店舗で展開している。

店内はカウンター10席、テーブル2卓6名ほど。
カウンター中心の飲み屋スタイルなのだが
赤系で統一された店内はお洒落感あり女性にも好まれそうだ。
いろいろな人と鰻の話をすることが多いが
けっこう女性の鰻好きも多い、でもやっぱりお洒落にいただきたいのだそうだ。
壁の棚には日本酒や焼酎などが並ぶ、飲みたくなるが
このあと用事があることを思い出す。

メニューはうな丼1680円より。
上2200円、特2600円、ダブル丼3100円など。
上と特ではうなぎの大きさが違うとのこと
ダブル丼はうな丼のうなぎが二枚のる。
鶏の照り焼きと蒲焼のあいのり重もある。
鰻串焼きは、ひと通り4本で1280円。
鰻つくね、短尺、アスパラヒレ巻、肝焼きとなる。
串焼きのメニューがいろいろある。
赤バラ、レバー、カブトがないのが残念だが八幡巻があったりする。
ああ、ここは串焼きで一杯やってシメにうな重だったか・・・。

うな重特2600円をお願いする。
2千円台でうな重の最上ランクがいただけるのは嬉しい。
15分ほどお時間くださいとのこと、おとなしく待つ。
カウンター上には日本橋さるやの金千両ようじ、縁起がよいねえ。
カウンターからは調理をしている姿がよく見える。
生鰻を白焼き、蒸して本焼きの一連の作業を見ることができる。
作業を見ながらの待ち時間は楽しい。

待つこと15分、うな重登場。
皮は薄く柔らかい。
身は普通の厚さながらフワッととろける身だ。
表面をややパリッと仕上げてあり照り加減もきれいだ。
タレは、さっぱりとした醤油系でやや甘目でコクあり。
蒲焼とご飯のバランスも良くさくっといただける。

白菜の漬物とサラダが付くのが嬉しい。
肝吸いには小ぶりの肝が入る。
選べる箸置きや、金千両のようじ、割りばしではない箸など
こまかいこだわり気遣いが嬉しい。
若いお店で活気があるし元気が出るお店だ。
ああ、やっぱり夜に来ればよかった。
この思いが今夜のはしご酒につながるとは
この時は思いもしなかった。

探訪日:2014.02

「三代目 むら上 大井町店」
所在地:東京都品川区東大井5-7-15
定休日:月曜日・火曜日

・お店のホームページ
http://murakami3.web.fc2.com/

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tokyo/A1315/A131501/13094230/

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