うなぎ屋さん探訪216~山梨県甲府市「黒駒楼」

うなぎは大好物である。

山梨に出張。
仕事は終わった、さっさと帰ればいいところだが、うなぎが食べたい。
甲府の旧花街、若松町にある黒駒楼に寄る。

創業は江戸時代天保年間創業(1830年頃)
江戸の食文化が甲府に入ってきたころだそうだ。
花街が賑やかだったころには
酒と芸者と鰻のスタイルだったようだ。
昭和天皇、山下清など著名人も訪れたそうだ。

現在は花街の賑やかな面影はないが
黒駒楼の前にしみ抜き屋が
二軒あるのが気になるところだが
いろいろ歴史は深そうだ。

駐車場は店舗裏、細い路地を入っていく。
左の玄関は座敷専用の入口
右の自動ドアはテーブル席の入口だ。
テーブルは4卓程度、メインはお座敷なのだろう。

メニューはシンプル、うな重並は3000円から
うな重上3500円、うな重特上・中入れ丼4200円
グレードでうなぎの量と大きさが違うとのこと。
うな重上は大き目のうなぎが二切れ
うな重並は上より小さめのうなぎが二切れとのこと。
女将さんにお勧めを聞いてみると
うな重上3500円をすすめられたので上にしてみる。
ランチのうな丼は1000円もある。

待つこと35分、うな重登場。
皮は、やや厚め。
トロッとした脂ののりでボリューム感あり。
表面はパリッと仕上げてあり、厚めの身だ。
柔らかく、フワッとしている。
タレは、醤油系辛め、だが濃すぎず。

うなぎの身の厚みもあり、
なかなかの脂ののりでボリュームのあるうな重だ。
ご飯の質をもうちょっと頑張ってほしいところかな。
漬物には奈良漬が入る。
ボリューム感のある甲府の老舗うなぎでございます。

探訪日:2013.06

「黒駒楼」
所在地:山梨県甲府市青沼1-3-13
定休日:木曜日

・お店のホームページ

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/yamanashi/A1901/A190101/19000010/

コメント

タイトルとURLをコピーしました