うなぎは大好物である。
昼ちょっと前、雨の中御徒町駅から歩く。秋葉原との中間地点くらいだろうか問屋系オフィス街の中のブルーの建物に「久保田」と大きく書いてある。なかなかの大店のようだ。
創業は1897年(明治30年)、川魚問屋直営の老舗鰻料理店だ。東京都千代田区外神田「うなぎ久保田」さんを探訪する。
暖簾をくぐり中に入ると、奥に厨房が見える。左手の扉がテーブル席、満席だ、まだ正午前なのに。開店は11時からだ。
二階席が空いているとのことで、階段を上り、げた箱に靴を入れて座敷席に案内してもらう。座敷席は襖で仕切られているので、大広間にもなるようだ。二階には座敷のテーブル席もあり、三階には宴会場もあるようだ。座敷席もほぼ満席、近隣のサラリーマンのランチに利用している。店員さんも忙しそうにしている。
メニューはうな重2300円から上うな重2700円、特上うな重3200円。特製中入れ丼は4000円。グレードでうなぎの大きさが違うとのこと。単品だと、小さな漬物はつくが、肝吸いはつかない。定食にすると上新香と肝吸いがつくとのこと。
他には、鶏丼、親子丼、玉子丼などもある、川魚問屋なのだが鶏肉も扱っているようだ。
宴会用のコース料理もあり。日本酒のラインナップも充実していて酒の肴一品料理も豊富。肝焼きが人気のメニューのようで、夜も楽しめそうな雰囲気だ。特上うな重を単品でお願いする。
待つこと20分、うな重登場。皮は薄くとろけるように柔らかい。身は厚め、箸でつかもうとすると、ホロホロと崩れるくらいに、トロトロトロトロ。
脂のノリもほどよく、くどすぎない。タレは、ほのかな醤油系さっぱりとしたひかえめタイプだ。ご飯の炊き加減はかためで好み。ご飯とうなぎとタレのバランスがよく、超トロトロ好きにはおすすめかもしれない。
会計の時には、着物姿の綺麗な女将さんが対応してくれる。
探訪日:2013.03
「うなぎ久保田」
所在地:東京都千代田区外神田5-6-9
営業時間:11:00~15:00、17:00~21:00
定休日:日・祝日
電話:03-3831-6082
・お店のホームページ
https://www.unagi-kubota.jp/
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13016711/
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