“鰻の街”浜松散歩

散歩が好きだ。

浜松は古くからの養殖の街。「浜松のうなぎ」「浜名湖のうなぎ」ブランド。

浜松の鰻の養殖は1891年(明治24年)に原田仙右衛門が新居町で行ったのが始まり。当時は天然鰻を大きく育てて出荷するスタイル。1900年(明治33年)には深川で養鰻を試みた服部倉次郎が浜松舞阪で養殖を始める。戦後の高度成長期には最盛期を迎え養鰻業者は1000軒を超えたという。稚魚の値上がり、燃料コスト輸入ウナギの台頭で減少傾向。現在では30軒ほどの養鰻業者が浜松ブランドを守っている。

場所柄、関東と関西の文化の分かれ目と言われている。うなぎ店も関東風、関西風と両方の店を楽しめる。タレにたまり醤油を使うなど独特な蒲焼をいただける。見どころは他にもいろいろあるとこだが今回立ち寄ったところをご紹介。

JRの浜松駅。高層のタワーはアクトタワー。オフィスやレストラン、ショッピングの複合ビル。遠州鉄道では新浜松駅となる。

浜松城
浜松駅からは歩いて15分ほど、浜松市役所の裏手にある。1570年に家康が武田侵攻に備えて築城した。

中田島砂丘。浜松市街の南、遠州灘の一部に砂丘がある。遠州灘海浜公園として整備されている。

冬の砂丘は寒い。波打ち際まで行ってみようと思ったが断念。

浜名湖ガーデンパークからの浜名湖。この時期はアサリ漁が行われている。うなぎ稚魚の定置網漁もこの時期だそうだ。

舘山寺を抜けて、奥浜名湖方面。気賀関所、東海道の三大関所なのだそうだ。当時東海道の浜名湖の渡しは危険だったそうで東海道本坂越えのバイパスとして、公家や武家の奥方が利用したことから姫街道となずけられているのだそうだ。

お姫様がのった駕籠の展示もある。内側は金箔、今でいうと個室グリーン車とかファーストクラスと言ったところでしょうかね。

竜ヶ岩洞
1983年に一般公開となった鍾乳洞。なかなかの広さがある。

鍾乳石も多数、ライトアップ演出されている。洞窟中央部では洞窟内に滝があったりと見応えはある。

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