うなぎは大好物である。
久しぶりに家族で浦和へ買い物へ。浦和駅西口を出ると”うなこちゃん”がお出迎えしてくれる。さすがは浦和、鰻で街のアピールをしている。事実、浦和には老舗の鰻屋がたくさんある。
実は中山道沿いの満寿家さんに行ってみようと思っていたがお盆休みで残念。反転して、同じく中山道沿い老舗の山崎屋さんへ。中山道の浦和宿時代からの超老舗だ。浦和周辺は、洪積台地と沖積低地からなる地形により、昔から川や沼地が多くうなぎの生息に非常に適していたことから参勤交代時代に宿場町で提供することで浦和の鰻はうまいという評判が広まっていったようだ
店内は全て座敷、掘りごたつ席がいくつかある。まだ幼い子供たちには鶏そぼろ重、大人たちはうな重(並)と(特上)をお願いする。もちろんがめつい私がうな重(特上)をいただく。
待つこと10分程度、鶏そぼろ重登場。大きな玉子焼きがのり、見た目にも美しい鶏そぼろ重だ。子供たちも大きな玉子に大喜びだ。
鶏そぼろからほどなくしてうな重登場。待ち時間は15分程度、夏の昼時だから厨房もフル回転で焼いているのだろう。うな重(並)は1尾分
うな重(特上)は1.5尾分。皮薄く皮下の脂もあり柔らか、身は厚みがありふっくらトロトロな食感、タレは薄め、ちょっと臭みがあるかなあ、山椒がほしくなる。独特な鰻らしさと柔らか上品な江戸前鰻といったうな重でございます。
うなぎの蒲焼ってのはホント人それぞれの好みが分かれるところだ。お店によっても各お店が目指す蒲焼があるからやはり自分好みのお店を見つけるしかない。いまはそんな自分好みのお店を見つける探訪をしているのかもしれない。
探訪日：2008.08
蒲焼「山崎屋」
所在地：埼玉県さいたま市浦和区仲町1-10-8
定休日：月・火
・お店のホームページ
http://yamazakiya.net/
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/saitama/A1101/A110102/11000021/
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