うなぎは大好物である。
厄払いで佐野へ出かける。去年の厄払で佐野に出かけた時もそうだったが、自分の心を清めるために?まずは鰻を食べる。そのため、羽生で途中下車をする。
羽生駅の東口は古くからの街、西口側は新しい街が展開中だ。東口を出て駅前通りをまっすぐ、途中左に、さらにまっすぐ。歩いて15分ほどだろうか、江戸末期創業という魚徳さん。埼玉県羽生市「魚徳」さんを探訪する。
建物は古い、しかしこの昭和レトロな雰囲気は好きだ。店内は小上がり4卓ほど、アットホームな雰囲気だ。
メニューはうな重1400円から、昼のみのうな丼は1200円。うな重の特上との違いは、鰻は同じだが、大きさが違うのだそうだ。うな重特上は、注文を受けてから裂くので40分から1時間ほどかかるそうだ。そりゃ、いくらでも待ちますんでと、特上2100をお願いする。他に、なまず天丼、えび天丼、鯉のあらいなどがあり。厨房をちょこっと覗くと、店主が鰻と格闘中だ。
待つこと50分、うな重特上登場。皮はパリッと香ばしい、身はやや厚め。脂のジュワッとした感じとトロトロの身。おまけに、ミニ肝も一緒に焼かれている。画像の右の隅にあるのが肝、ホロ苦でうまい。
タレは醤油系濃いめ、甘みもあり微妙な焦げもアクセント、独特なタレだ。ご飯は、もうちょっと硬めのほうが、好みだが許容範囲。肝吸いの肝、裂きたての肝はプリプリで臭みもない。
この値段で裂きたてのボリューム感のあるうな重は好きだ。羽生はいいところだねえ。
こちらのお店、鮒甘露煮が羽生市観光協会の推奨品になっているようだ。そういうわけで、店内は甘露煮の作業場も兼ねているわけである。ご機嫌で店を出る。
探訪日:2010.03
「魚徳」
所在地:埼玉県羽生市東6-16-26
営業時間:11:00~14:00、17:00~20:00
定休日:月曜日
電話:048-561-0044
・お店のホームページ
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/saitama/A1104/A110403/11016018/
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