うなぎ屋さん探訪459~埼玉県幸手市「義語家」

うなぎは大好物である。

このところ散歩をするようにしている、というか一日一万歩を目標にしている。もちろん健康維持のためだ。身体がのっているときはどんどん歩けてしまう。

気がつけば旧日光街道の幸手宿だ。その旧日光街道沿いにある1887年(明治20年)創業という義語家さんで昼食とする。タウンプレスによると「幸手宿こぼれ話」という本に「明治20年久喜新道開通の折に知久家が南北に分断された際に初代の妻きくが『ばゞあ料理』として幸手名物鰻屋を開業した」と紹介されているようだ。店名の「義語家」については、義を語る家という意味があり、初代の田口清平さんの信条が「義」だったようだ。古い土地にはいろいろ歴史があるものだ。

店内は昔ながらの鰻屋さんといった雰囲気でテーブル3卓と小上り席2卓がある。二階には和室個室もあるようだ。とにかく歩きすぎて11月だというのに汗をかく。さらに店内はでは既にストーブに火が入っている、これは暑い。それを見た店員さんは大きなコップに冷たい水を入れて出してくれた、こういうお気遣いは非常にありがたい。

メニューは松竹梅の漬物と吸い物、果物がついたセット。松竹には二段重の設定がある。義語家さんのこだわりは、国産鰻を使用することのようだ。他には親子丼、カツ丼、天丼などもある。地域の食堂的かと思いきや、しっかり鯉のあらいなんかもあり堂々とした川魚店である。

待つこと30分うな重登場。表面をさくっと仕上げてある。蒲焼の脂のノリもちょうど良い。よく蒸されていてトロトロの身。身の厚さはやや太め。

タレは醤油引き立つ引きたつキリッとあっさりめのタレ。ご飯にも蒲焼にもよく染み込んでいる。焼き的にはややつっこんだ焼き加減だがそのおかげで醤油が香る感じな仕上がりだ。

お昼時だが席はいっぱい。ご飯はちょっと柔らかめの炊き加減でも許容範囲。

探訪日:2020.11

「義語家」
所在地:埼玉県幸手市中1-8-16
定休日:月曜火曜日

・お店のホームページ
https://gigoya.wixsite.com/unagi

・食べログでのお店の詳細情報。

義語家うなぎ / 幸手駅
昼総合点★★★☆☆ 3.7

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