うなぎ屋さん探訪337~茨城県古河市「武蔵屋」

うなぎは大好物である。

浦和のうなぎまつりで見かけた「古河の川魚料理を広める会」のブース。気になって古河の商工会議所へお話を伺いに行く。

茨城県古河市、日光街道古河宿として栄えた街であり古くは利根川を利用した水運の要所でもあった。古河の特産物として川魚の佃煮があり、特に鮒の佃煮が伝統的な料理だ。川魚のまち古河については別にレポートする予定。

今回は旧日光街道に面する、よこまち柳通の老舗のうなぎ専門店「武蔵屋」さんへ行く。創業は1911年(明治44年)で現在は5代目と店主となる。建物は明治中期の料理屋建築で2011年(平成23年)に改修工事を行い国登録有形文化財に指定されている。創業以来の遊郭を偲ばせる当時の瓦を復元した屋根も見どころだ。

店内はテーブル席は20席ほどと小あがり席が12席ほど。二階には貸切の大広間がある。柱、梁、調度品など花街の名残のある店内。なかなか重厚感のあるいい雰囲気だ。ただ、テレビがついているのが残念。重要文化財の建物で貴重な鰻をいただく時にテレビはちょっと。

メニューは、ミニうな重1440円より。上2880円、特上4120円、グレードで鰻の量が違うとのこと。他には柳川、鯰天ぷら、鯉洗い、焼鳥丼、豚丼などもある。

待つこと30分、うな重登場
皮はやや厚めだが、柔らかい。身は厚めで脂ののりもよく皮下のトロッとした食感を楽しめる。身はホクッとして柔らかい。

タレは醤油系、酒、味醂の主張が強いタレでちょっと独特で濃いめ。厚めの身で、ボリューム感のあるうな重でございます。

探訪日:2015.05

「武蔵屋」
所在地:茨城県古河市横山町1-2-15
定休日:月曜日

・お店のホームページ
http://www.musashiya.info/index.html

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/ibaraki/A0806/A080601/8002248/

コメント

タイトルとURLをコピーしました